【こどもとの遊び】3歳の幼児とどう遊ぶ?楽しいふれあい方!
【赤ちゃんとの遊び】0歳(生後9か月~生後12か月)乳児とどう遊ぶ?楽しいふれあい方!
公開日 2021年04月21日
更新日 2021年05月27日
家族が増えた生活もずいぶん馴染んできた頃でしょう。赤ちゃんが生後9か月〜生後12か月ともなると、お座りやはいはいも上手にできるようになり、一人遊びが増えてきます。目に見えてわかりやすい身体面の発達だけでなく、離乳食の進み具合や、難語と言われる言葉の始まりがあるかどうかなども気になる時期でもあります。
今回は、自分の意思で動き回ることができるようになり、できることが増えてきた赤ちゃんと、楽しくふれあいながら遊ぶ方法を、紹介していきます。
など、成長には欠かせない要素がたくさん詰まっています。
また、保育士のバイブルとも言える「保育所保育指針」の中では、乳児の保育内容の取り扱いの一つに「身近な環境に興味や好奇心をもって関わり、感じたことや考えたことを表現する力の基盤を培う」と、記されています。
これらのことから考えてみると、赤ちゃんにとっての遊びは、「心と体と頭を働かせて、成長を助けるもの」とも言えるかもしれません。
遊びは、赤ちゃんの機嫌を良くするためのものや、暇な時間を埋めるためのものではないと、理解しておきたいところです。
また、いないいないばぁやバイバイなど、生活の中で取り入れたい遊びもできるようになる頃なので、日常の中でふれあい遊びを取り入れ、コミュニケーション能力を育んでいきましょう。
興味が広がり、自分でどんどん行動範囲を広げていく赤ちゃんですが、 振り返った時にお母さんの姿が見えなくて大泣きしてしまうこともあります。いると思っていた人がいないことで急に不安を感じたり、一緒に見ていて欲しいという気持ちの現れでもあります。ふれあいは、安心につながります。赤ちゃんが安心して世界を広げていくためにも、ふれあい遊びをたくさん取り入れましょう。
【0歳児:生後9か月~生後12か月】
自分の意思で行動できるようになったことで「探索行動」が活発になります。
探索行動とは、周囲がどうなっているかを知ろうとし、自分で行動することです。
「あっあっ」と、指差しをして、好奇心があるものを大人に伝えたり、おもちゃや物をじっくりと見つめ、口に入れたり引っ張ったりすることが、探索行動にあたります。
動くものや綺麗なもの、初めて見るものなどに反応し、興味をどんどん広げていきます。危険なことは取り除いた上で、安心して探索できる環境を整えることで「なぜ?」「どうして?」「もっと知りたい!」という知的好奇心の種が育っていきます。
赤ちゃんの探索行動を一緒に楽しみながら、興味が広がる手助けをしていきましょう。
探索行動は、心と頭と体が相互に作用して行われ、五感を刺激していきます。 おうちの中でできる、3つのふれあい遊びを見ていきましょう。【0歳児との遊び】
赤ちゃんは、自分の言葉では伝えることができなくでも、言葉の意味は理解しています。何度も繰り返し「こちょこちょ」と聞くことで言葉を覚え、言葉だけで笑い出したり、逃げたりすることもあります。お父さんとお母さん、兄姉など、いろいろな人とできる遊びなので、声や手の感触の違いも感じています。また、追いかけられるワクワク感や、逃げる楽しみなども感じていることでしょう。
【0歳児との遊び】
この遊びは、自分の意に反して体が動くので、最初のうちは不思議な感覚を感じます。向かい合わせでふれあって遊んでいるので、大人の表情をじっくり見ていることもあります。言葉・表情・リズム・体の感覚など、全身を使って遊ぶことで充実感を感じやすい遊びです。
【0歳児との遊び】
赤ちゃんは、一緒に遊んでいる大人が目の前に見えていなくても「向こう側にいる」ということを知ってウキウキしたり、探すことの楽しみを感じたりしています。シーツに体を押し付けて、ここにいるよ!と表現することもあるでしょう。声や、言葉、シーツの感触など、様々な感覚を使いながらこの遊びを楽しみます。
【0歳児:生後9か月~生後12か月】
運動機能の成長が著しい時期であるため、赤ちゃんも大人も「これくらいできるかな?」「これは無理だな」という判断が難しい時期です。できないと思っていたことができるようになっていて、危険な目に遭うこともあります。以下の3つの点に注意して、ふれあい遊びを楽しみましょう。
目次
そもそも、0歳児の遊びとはなに?
「遊び」という言葉に、どんなイメージを持っていますか? 遊びの語源や定説は様々ですが、子どもの遊びだけでなく、大人の息抜きや社会的な場面でも使われている言葉ですね。 子どもにとっての遊びは- ・心と体の成長発達を促すもの
- ・新しい世界を知ること
- ・友達との関係が生まれ、育まれること
- ・楽しみを持って学ぶこと
- ・様々な表現方法を知ること
など、成長には欠かせない要素がたくさん詰まっています。
また、保育士のバイブルとも言える「保育所保育指針」の中では、乳児の保育内容の取り扱いの一つに「身近な環境に興味や好奇心をもって関わり、感じたことや考えたことを表現する力の基盤を培う」と、記されています。
これらのことから考えてみると、赤ちゃんにとっての遊びは、「心と体と頭を働かせて、成長を助けるもの」とも言えるかもしれません。
遊びは、赤ちゃんの機嫌を良くするためのものや、暇な時間を埋めるためのものではないと、理解しておきたいところです。
生後9か月〜生後12か月の成長とふれあい方のポイント
生後9か月~生後12か月の赤ちゃんは、ハイハイやつかまり立ちなど運動機能の発達が著しいです。昨日まではできなかったことが、突然できるようになり「あれ?ここにいたのに、あそこまで行っちゃった!」と、大人を驚かせることもあります。体を刺激する遊びは、神経の発達を促すだけでなく、体を動かすことの楽しみを味わうことにもつながります。また、いないいないばぁやバイバイなど、生活の中で取り入れたい遊びもできるようになる頃なので、日常の中でふれあい遊びを取り入れ、コミュニケーション能力を育んでいきましょう。
興味が広がり、自分でどんどん行動範囲を広げていく赤ちゃんですが、 振り返った時にお母さんの姿が見えなくて大泣きしてしまうこともあります。いると思っていた人がいないことで急に不安を感じたり、一緒に見ていて欲しいという気持ちの現れでもあります。ふれあいは、安心につながります。赤ちゃんが安心して世界を広げていくためにも、ふれあい遊びをたくさん取り入れましょう。
【0歳児:生後9か月~生後12か月】
探察行動につながる遊び方
自分の意思で行動できるようになったことで「探索行動」が活発になります。探索行動とは、周囲がどうなっているかを知ろうとし、自分で行動することです。
「あっあっ」と、指差しをして、好奇心があるものを大人に伝えたり、おもちゃや物をじっくりと見つめ、口に入れたり引っ張ったりすることが、探索行動にあたります。
動くものや綺麗なもの、初めて見るものなどに反応し、興味をどんどん広げていきます。危険なことは取り除いた上で、安心して探索できる環境を整えることで「なぜ?」「どうして?」「もっと知りたい!」という知的好奇心の種が育っていきます。
赤ちゃんの探索行動を一緒に楽しみながら、興味が広がる手助けをしていきましょう。
探索行動は、心と頭と体が相互に作用して行われ、五感を刺激していきます。 おうちの中でできる、3つのふれあい遊びを見ていきましょう。
【0歳児との遊び】
こちょこちょさんが、きたよ
赤ちゃんは、自分の言葉では伝えることができなくでも、言葉の意味は理解しています。何度も繰り返し「こちょこちょ」と聞くことで言葉を覚え、言葉だけで笑い出したり、逃げたりすることもあります。お父さんとお母さん、兄姉など、いろいろな人とできる遊びなので、声や手の感触の違いも感じています。また、追いかけられるワクワク感や、逃げる楽しみなども感じていることでしょう。
※対象月齢 生後9か月~生後12か月
おむつを交換する前や、お風呂に入る前など、何かを始める前に取り入れることで、それまでの遊びを無理に中断することなく、次の行動に移ることもできます。
●こちょこちょさんがきたよ
【遊び方】
「こちょこちょさんがきたよ〜」と指を動かしながら赤ちゃんに語りかけます。何度も言いながら、少しずつ近づき、赤ちゃんの体に触って「こちょこちょ〜」と言葉にし、優しくくすぐります。近づくにつれて、声や指の動きを少しずつ大きくすると、より楽しく遊ぶことができます。おむつを交換する前や、お風呂に入る前など、何かを始める前に取り入れることで、それまでの遊びを無理に中断することなく、次の行動に移ることもできます。
【発展】
「こちょこちょ」は、誰もが馴染みがある遊びです。おじいちゃん、おばあちゃんを始め、いろいろな大人と楽しむことができます。また「こちょこちょ」を「ブルブル」や「ぱちぱち」などに変えることで、バリエーションを無限に増やすことができます。【注意事項】
逃げて笑って、を楽しむこの遊び。手軽にできて楽しいのですが、あまりに多く繰り返すと、赤ちゃんが泣き出すことも。こちょこちょを長くやりすぎることで、体力の消耗につながってしまうこともあるので、1回当たりの適度な回数を心がけましょう。【0歳児との遊び】
ペンギン親子のお散歩
この遊びは、自分の意に反して体が動くので、最初のうちは不思議な感覚を感じます。向かい合わせでふれあって遊んでいるので、大人の表情をじっくり見ていることもあります。言葉・表情・リズム・体の感覚など、全身を使って遊ぶことで充実感を感じやすい遊びです。
※対象月齢 生後10か月~生後12か月
●ペンギン親子のお散歩
【遊び方】
つかまり立ちができるようになったら、大人の動きに合わせて歩く動きを取り入れてみてもいいでしょう。大人が体育座りをして、向き合った赤ちゃんの足の裏を自分の足の甲に乗せ、赤ちゃんの体を支えます。赤ちゃんの足を乗せたままテクテクと大人の足を動かします。歌を口ずさんだり、名前を読んだりするとより、楽しい空気が流れます。【発展】
テンポを変えてみる、ペンギンを「カメ」に変えて遊んでみる。など、アイディア次第で色々な遊び方ができます。また、ペンギンの出てくる絵本を読んでみると、ふれあい遊びから、イメージ遊びへ発展していきますね。【注意事項】
ペンギン親子のお散歩のふれあい遊びは、歩く練習ではありません。子どもの成長は、それぞれのスピードがあるので、つかまり立ちができるようになったお子さんと遊ぶようにしてくださいね。【0歳児との遊び】
シーツの中でかくれんぼ
赤ちゃんは、一緒に遊んでいる大人が目の前に見えていなくても「向こう側にいる」ということを知ってウキウキしたり、探すことの楽しみを感じたりしています。シーツに体を押し付けて、ここにいるよ!と表現することもあるでしょう。声や、言葉、シーツの感触など、様々な感覚を使いながらこの遊びを楽しみます。
※対象月齢 生後9か月~生後12か月
●シーツの中でかくれんぼ
【遊び方】
いないいないばぁをアレンジした遊びです。お布団のシーツを使って、大人と一緒にかくれんぼをします。大人が隠れる。赤ちゃんが隠れて、大人が探す。など、役割を変えながら遊ぶことができます。赤ちゃんの前にシーツを広げて「あれ〜どこいったかな?」と声をかけると、シーツの端から「ばぁ!」と、あかちゃんが出てくることもあるかもしれません。【発展】
お風呂上がりにタオルで遊んだり、眠る前にお布団や毛布で、など、生活の様々な場面で取り入れることができます。お天気の良い日に窓を開けて、カーテンで遊んでみても新鮮です。生活の中にある、様々な素材を活用して、遊びを広げてみましょう。【注意事項】
シーツにくるまって苦しい思いをすることや、ハウスダストによるアレルギー反応がでることもあります。大人が安全意識を持って、遊びましょう。兄姉と遊んでいて、赤ちゃんが怖い思いをすることもあります。シーツを使って遊ぶときは、大人がそばにいるようにしてください。【0歳児:生後9か月~生後12か月】
赤ちゃんとの遊びで注意しておきたいこと
運動機能の成長が著しい時期であるため、赤ちゃんも大人も「これくらいできるかな?」「これは無理だな」という判断が難しい時期です。できないと思っていたことができるようになっていて、危険な目に遭うこともあります。以下の3つの点に注意して、ふれあい遊びを楽しみましょう。赤ちゃんの体の特徴を知る
子どもによって、成長のスピードや体の動かし方、苦手な感覚に違いがあります。兄姉や、周りの子どもの成長は参考にとどめ、目の前の赤ちゃんが今どんな状況なのかを観察するようにしてください。「歩く」ことは、目に見えてわかりやすい成長の一つですが、その前の段階の「つかまり立ち」や「はいはい」にも、成長に必要な刺激となる要素があります。それぞれの時期を大切に味わうようにしてください。この時期に成長の遅れや、支援の必要性が見えてくるお子さんもいます。発達で心配なことがある場合は、保育園の保育士さん、市の保健師さんや、子育て支援センターの支援員さん、小児科医など専門家に相談してみましょう。観察する目を持つこと
観察の「観」は、じっくりと見る、見えないものを観る、という意味があります。目に見える身体面の成長だけでなく、赤ちゃんが「何を見つめているか」や「どう思っているか」などの内面的なことも観察しながら、ふれあい遊びを楽しみましょう。赤ちゃんの様子をよく観察し、いろいろな方向に遊びを広がげていきましょう。いろいろな人と、少しずつ関わること
この時期の赤ちゃんは、色々なものに興味を持つ反面、人見知りや怖がりを持っていることも忘れてはいけません。いろいろな人に関わってもらうことは幸せなことでもありますが、赤ちゃんにとっては情報量が多すぎたり、匂いや声が嫌なこともあります。穏やかな時間をつくることを心がけながら、少しずつ関わる世界を広げていってくださいね。まとめ
今回は【0歳児:生後9か月~生後12か月】の赤ちゃんに焦点を当て、楽しいふれあい遊びをお伝えしました。大人が思っている以上に、赤ちゃんの世界が広がる時期です。そして、大人の目には映らないものに心を動かしています。なるべく自然な声で、季節や気候、周りの人の体温を感じるような生活を大切にしたい時期でもありますね。赤ちゃんとの生活は、日々の生活の中にある小さな変化を教えてくれます。赤ちゃんとのふれあい遊びを楽しみながら、赤ちゃんの世界を覗いてみてください。教育の人気記事
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