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新生児から1歳まで!【月齢別】赤ちゃんの視力から考える絵本の選び方

新生児から1歳まで!【月齢別】赤ちゃんの視力から考える絵本の選び方

赤ちゃんの視力がどれくらいか知っていますか?

大人が思っている以上に、赤ちゃんの視力はとても低いのです。

そんな視力の低い0歳の赤ちゃんに、絵本を選んであげるとどんなメリットがあるのでしょうか。

また、絵本を選ぶときのポイントなどはどんなものなのでしょうか。

今回は、赤ちゃんの視力から考える絵本の選び方についてまとめました。

おすすめの絵本もまとめてあるので、ぜひ赤ちゃんと一緒に絵本を楽しんでくださいね。

赤ちゃんの視力について

赤ちゃんの視力は大人が思っているよりも低く、ほとんど何も見えていません。

産まれてから徐々に遠くのものが見えるようになるといいますが、実際には視力の発達にはとても時間がかかります

赤ちゃんは、多くが遠視で成長とともに近視傾向に移行していきます。

では、月齢別に赤ちゃんの視力についてみていきましょう。

【月齢別】赤ちゃんの視力

〇新生児~生後2か月頃

視力 0.01~0.02くらい
色彩や
見える範囲
色彩はまだわかりません。
そのため、色のはっきりとしたものを見ます。
色の濃さはわかるため、白やグレー、黒で見えています。
大人の目を見るのは色がはっきりしているからかもしれません。

〇生後3か月~生後4か月

視力 0.04~0.08くらい
色彩や
見える範囲
動くものをゆっくりと目で追い、見たいものに目を合わせます。
メリーゴーランドや歩いている大人などを一生懸命見ようとしています。

〇生後5か月~生後6か月頃

視力 0.05~0.1くらい
色彩や
見える範囲
物が立体的に見えるようになり、視野も広がっていきます。
興味のあるものにはとことん手を伸ばします。

〇生後7か月~1歳頃

視力 0.2~0.3くらい
色彩や
見える範囲
物にピントを合わせられるようになります。
この頃になると物を目でとらえて自由に動くようになります。

〇2歳頃

視力 0.5~0.6くらい
色彩や
見える範囲
行動範囲が広がり、両目でものを見るようになるため、立体感や遠近感がわかるようになります。

体力もつき、外でも家でも走り回ることが出来ますが、転ぶこともあるので気を付けたい時期です。

〇3歳頃

視力 約6割の子どもが0.2~1.0くらい
色彩や
見える範囲
多くの子どもがこの頃にはやっと普通に見える時期です。
3歳健診では視力検査もあります。

これらはあくまで目安で、視力の成長にも個人差があります。

よく転んだり、目で見たものをつかめていなかったりなど、心配なことがあれば

・医師
・保健師

などに相談してみるといいでしょう。


【 関連記事 】
【医師執筆】気づきにくい!3歳までの子どもの視力(弱視・斜視)親に出来る事

赤ちゃんの視力

0歳から絵本を読み聞かせるメリットとは?

視力の低い0歳児は、この時期から絵本を楽しめるのでしょうか。

色もピントもあっていないのに?と思うかもしれませんね。

絵本の選び方によっては、0歳でもきちんと絵本を楽しむことができます。

絵本を選ぶ時のポイントは後ほど紹介します。

まずは0歳の赤ちゃんに絵本を見せてあげるとどんなメリットがあるのでしょうか。

親子でコミュニケーションがとれる

絵本を読む声は子どもに安心感を与え、親子のコミュニケーション不足を解消してくれるメリットがあります。

読み聞かせによって子どもは親からの愛情を感じ、自己肯定感を養うこともできます。

感情を豊かにする

読み聞かせをすることで子どもの感情を豊かにする効果が期待できます。

子どもは絵本を読むことで、キャラクターの感情を想像します。

喜怒哀楽の心の変化を知ることで、感情表現が豊かにできるのです。

想像力を育てる

読み聞かせをすることで想像力を育てる効果も期待できます。

想像力が豊かな人は感性あふれる人で、周りにも優しくできる人になります。

将来的にも先のことを考えて行動することから失敗を未然に防ぐこともできるでしょう。

国語力がアップする

絵本の読み聞かせにより、

・語彙力
・読解力

がアップする効果が期待できます。

まだ字が読むことが難しくても、絵本に書いてある言葉を真似して読むようになります。

語彙力があると自分の気持ちや思っていることをうまく言葉にでき、相手の気持ちも理解することができるため、信頼関係を築きやすくなるでしょう。

集中力が身につく

絵本を読むことで集中力が高まります。

子どもの集中力は短く、はじめは最後まで読まないことがほとんどです。

絵本の読み聞かせを習慣化させることで次第に集中力が身に付き、最後まで夢中になって聞くようになります。

0歳から絵本を読み聞かせるメリット

絵本を選ぶ時のポイント

先ほども言った通り、0歳でも絵本は楽しめます。

色彩がわからず、ピントも合わない赤ちゃんに、どんなことをポイントに絵本を選ぶといいのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

【絵本の選び方】色がはっきり見えるか

色彩はわからなくても、色の濃さは見えています。

・明るい部分は白やグレー
・暗い部分は黒く

といったように見えているため、その色がはっきりしている絵本を選ぶといいでしょう。

【絵本の選び方】リズムがよいか

まだ言葉を理解できない0歳の赤ちゃんは、

・「トントントン」
・「シャカシャカシャカ」

など、短くて単純な言葉のほうがわかりやすく、楽しめます。

簡単で単純な言葉を繰り返すだけのリズムのいい絵本がおすすめです。

【絵本の選び方】手で持てる大きさか

おすわりできるようになったら自分で絵本を持てるようになります。

まだバランスがとれないため、絵本が倒れて顔に当たってしまう恐れがあるため、角のない丸い本がおすすめです。

また、コンパクトサイズであればもち運びにも便利です。

長時間のお出かけのぐずり対策などには役立つでしょう。

【絵本の選び方】安心素材か

赤ちゃんは歯が生えてくると歯茎に違和感を感じるため、なんでも噛むようになります。

そのため、舐めても噛んでも安心な素材の絵本を選んであげましょう。

・破れにくい厚い紙
・ビニール素材
・布

このような素材だと安心して親子で遊ぶことができます。

絵本を選ぶ時のポイント

赤ちゃんにおすすめの絵本

実際にどのような絵本がおすすめなのかをまとめました。

いないいないばあ

出版社: 童心社 文: 松谷 みよ子 絵: 瀬川 康男

いないいないばあは長年愛される絵本です。 どうやって赤ちゃんと遊んだらいいのかわからないパパにもおすすめの一冊。 いろいろな動物がいないいないばあをします。 いないいないばあというフレーズを繰り返すことで、赤ちゃんはとても楽しめるでしょう。

もうねんね

出版社: 童心社 文: 松谷 みよ子 絵: 瀬川 康男

動物たちや女の子が眠くてウトウトしながらねんねするお話。 とろーんとした顔つきの絵はとても気持ちよさそうで、つられて赤ちゃんも寝ちゃうかも。 寝かしつけ前に読んで寝るのはいかがでしょうか。

カラフル

出版社: 岩崎書店 作・絵: 新井 洋行

名の通りとってもカラフルな絵本です。 赤ちゃんに「どの色が好き?」と声をかけながら楽しめる一冊です。

ごあいさつあそび

出版社: 偕成社 作: きむら ゆういち

様々なキャラクターがぺこりとごあいさつをする仕掛け絵本です。 0歳の頃から絵本を通じて挨拶をする習慣が身に付きます。 ぺこりと頭を下げる動物たちがとても可愛い一冊です。

きゅっきゅっきゅっ

出版社: 福音館書店 作・絵: 林 明子

赤ちゃんと動物たちがご飯を食べているときに動物がスープをこぼしてしまいますが、それを赤ちゃんが「きゅっきゅっきゅっ」と拭いてあげるほっこりするお話です。 人へのやさしさや、「いただきます」「ごちそうさま」の基本的な挨拶も学べます。

がたんごとんがたんごとん

出版社: 福音館書店 作: 安西 水丸

赤ちゃんが大好きな電車。 この電車には哺乳瓶や食器、スプーンなどが乗車してきてどんどんにぎやかになります。 読み進めるごとににぎやかになっていくお話に赤ちゃんは大喜びするはずです。 また、電車は真っ黒で赤ちゃんも見やすくておすすめです。

どんどこももんちゃん

出版社: 童心社 作: とよた かずひこ

物語のほとんどがオノマトペで表現されていて0歳に最適な絵本です。 ももんちゃんは「どんどこ」「どーん」などの擬音を立てながら急いで川を渡り山をかけていきますが、なんのために急いでいるのかわからないラストシーンにほっこりしてしまう一冊です。

くっついた

出版社: こぐま社 作: 三浦 太郎

口や鼻、手をくっつけて仲良くしている様子が描かれた絵本です。 パパやママとスキンシップをしたくなる一冊です。 絵本の通りにスキンシップをとってあげると赤ちゃんも喜びますよ。

まとめ

0歳の絵本についてまとめてきました。

産まれたての赤ちゃんの視力はまだ低いとは聞いたことがありますが、2歳になっても3歳になっても2.0ないのは驚きですよね。

それでも子どもは絵本を楽しむことができるのです。

赤ちゃん向けの絵本は、字も絵もはっきりしていて、赤ちゃんが楽しめるように工夫されているものが多いです。

4歳児以降向けの絵本などと比較してみると一目瞭然です。

赤ちゃんの反応を楽しみながら、親子でコミュニケーションをとれるといいですね。

親子のスキンシップ時間を充実させるためにも、絵本を読む間は赤ちゃんとしっかりとくっついた体勢で読んであげると安心するでしょう。