Babyli  > 教育  > 上手な赤ちゃんの叱り方とは?しつけはいつから?月齢別の伝え方ポイント
赤ちゃんの叱り方とタイミング

上手な赤ちゃんの叱り方とは?しつけはいつから?月齢別の伝え方ポイント

子どもをしつけると聞いて、具体的には何をすべきか明確にわかる人は少ないのではないでしょうか。

しつけられていない子どもをみると、自分の子どもをあんな風にはしたくないけど、しつけ方がわからない…とお悩みのパパとママに、今回は「叱る」と「怒る」の違い、赤ちゃんの育て方、月齢別のしつけ方についてまとめていきます。

赤ちゃんを叱るとは?

しつけと聞くと、イメージでは「叱る」だと思います。

では、その「叱る」とは何なのか?「怒る」との違いは何なのか?順にみていきましょう。

「叱る(しかる)」と「怒る(おこる)」の違い

「叱る(しかる)」というのは、相手にアドバイスをする意味で注意することを指します。

「怒る(おこる)」は、感情的にイライラを相手にぶつけることを指します」。

つまり、「叱る」と「怒る」は、自分のためか、相手のためかによって分けられます。

赤ちゃんを叱るのはいつから?しつけはいつから?

赤ちゃんを叱るのは、いつからと決まっているわけではありませんが、赤ちゃんが段々と動けるようになって行動範囲が広がってきたときが多いと思います。

例えば、

・危ないことをしている
・小さなおもちゃなどを飲み込もうとした

など。

そのような行動が出始めたら叱ることが必要になってきます。

赤ちゃんのしつけは新生児から始めることができます。

「え?新生児を叱るの?」と思うママもいるかと思いますが、しつけ=叱るではありません。

次の項目で、赤ちゃんのしつけ方をみていきましょう。

叱るタイミング

【育て方のポイント】赤ちゃんの叱り方・伝え方

赤ちゃんのしつけは、新生児から始められます。

かといって、赤ちゃんをきつく叱るというわけではありません。

では、どうやって赤ちゃんをしつけるといいのでしょうか?

【赤ちゃんの育て方】信頼関係を築く

赤ちゃんと信頼関係を築くことが新生児のうちからできるしつけです。

・お腹が空いたときにミルクをあげる
・おむつを替えて気持ち良くさせてあげる
・身の回りの細かいケアをする
・たくさん遊ぶ

などの毎日の行動で赤ちゃんとの信頼関係を築いていきます。

この信頼関係が築けないと、パパやママのいうことなんて聞かなくていいやと思ってしまう原因になります。

信頼関係を築くというのは、しつけの土台だということを頭に入れておきましょう。

【赤ちゃんの育て方】危ないことを伝える

赤ちゃんの行動範囲が広がってきたとき、例えば

・コンセントにいたずらをしようとする
・小さなおもちゃを口に入れる
・いすやテーブルによじ登る

など。

これらはすべて危ない行動ですよね。

・「ここはバチバチしちゃうよ」
・「オエッってなっちゃうよ」

と、危ないことは何度も教えて言い聞かせるようにしましょう。

繰り返し言い聞かせ、やめさせることで、「これはしちゃいけないことなんだ」とわかるようになります。

また、1歳になる前から話せなくても、親の言っていることは理解できるようになります。

危ないこと、危ない理由(してはいけない理由)を擬音語など使って簡単な言葉で伝えるようにしましょう。

まだ言っていることが理解できないときは、「ダメ!」といつもよりも声色を変えて注意すると効果的です。

例えば赤ちゃんがアイロンを触ろうとしているとき、「ダメ!」という強い声が聞こえ、びっくりしてママを見るとすごく怖い顔をしているという経験は「これはダメなんだ」と伝わるはずです。

言葉の意味が分からない月齢の場合、

・声色を変えて注意することを心がける
・逆に普段は優しい明るい声であやしたり話しかけたりする

とメリハリがつきます。

【赤ちゃんの育て方】我慢を教える

赤ちゃんは大人のように、空腹や遊びたいなどの欲求を我慢することがとても難しいのです。しかし、我慢しなくてはならない場面もあります。

・ご飯前のおやつ
・してはいけない遊び
・お友達と交代する

など、我慢も教えなくてはなりません。

「おやつはご飯の後」
「これは危ないよ」
「お友達とじゅんばんこだよ」

と、何度も言い聞かせて我慢を教えましょう。

我慢が出来たら、思い切り褒めてあげましょう。

「よく我慢できたね!」「えらいね」など、声掛けとスキンシップが大切です。

【赤ちゃんの育て方】しつけていることを周りに伝える

いくらママがしつけていても、周りの人は「少しくらいならいいだろう」という気持ちで甘やかしてしまいます。

普段ママがどれだけ頑張っても、周りが甘やかしてばかりでは気が滅入ってモヤモヤしてしまいますよね。

パパや祖父母には特に、しつけていることをあらかじめ伝えておくといいでしょう。

「これは絶対に甘やかさないで」など、ルールを決めるといいですよ。

テレビは時間を決めている、ご飯前のおやつは禁止など。

それでも「少しくらいいいでしょ?」と言われる場合、「これならいいよ」と「祖父母の家に行った時だけ」などのルールを決めて、普段よりは大目に見てあげる場面もつくってあげましょう。

【赤ちゃんの育て方】きちんと伝わっている?

0歳や1歳でまだ話すこともできない赤ちゃんにしつけをして、きちんと伝わっているのかと思いますよね。

話すことはできなくても、きちんと言葉の理解はしています。

簡単な言葉で、目を見て伝えましょう。

大切なのは一日の叱っている時間の割合です。

いつも叱ってばかりだと、感情が伝わりにくくなっている可能性があります。

笑う、叱る、遊ぶなど感情を豊かにしてみると、いざ叱った時に感情が伝わりやすくなります。

叱っても効果がないと感じた場合は、

・いつも叱ってばかりいないか自分を見直す
・いつもは叱らない人に叱ってもらう

など工夫をしてみましょう。

赤ちゃんにきちんと伝える方法

月齢別の叱り方のコツ

赤ちゃんの成長の度合いによって叱り方は異なります。

ここでは、月齢別の叱り方のコツについてまとめていきます。

新生児~生後4か月

新生児~生後4か月の赤ちゃんは、信頼関係をゆっくりと築く時期です。

叱る時間より、ずっと触れ合っている時間のほうが長いでしょう。

たくさん触れ合って、信頼関係を築き、しつけの土台を作ってください。

生後5か月~生後8か月

生後5か月~生後8か月の子は、おすわり、早い子ではハイハイ、つかまり立ちなど目まぐるしい成長をする時期です。

赤ちゃんは自分が動けると見える景色も変わるため、たくさん興味がわきます。

触ってはいけないものを触ったり、舌で感触を確かめたりするでしょう。

ママはいろいろなものに興味を持たせ、ダメなことは擬音語などを用いて短い言葉で伝えましょう。

ストーブの場合は「アチチだよ!」
物を雑に扱った場合は「えーんって泣いているよ」

など、繰り返し伝えましょう。

生後9か月~1歳

生後9か月~1歳の時期は、一人で立ち、早い子では歩き始める時期なので、ますます目が離せなくなります。

立てるようになると、いすやテーブルによじ登る子もいるでしょう。

この時期には、簡単な言葉でダメな理由を添えて叱ってあげましょう。

「ゴッツンしたら痛い痛いでしょ?」など。

また、なんでも自分でやりたい時期でもあります。

最初から叱るのではなく、少し様子を見てからタイミングを見計らって叱るなどメリハリをつけてみましょう。


2歳

2歳になると自我が芽生え、いわゆる「イヤイヤ期」に突入します。

この時期は、頭ごなしに叱るのではなく、まずは共感してあげることを心がけましょう。

クレヨンで壁に落書きをした場合、「あらら…書いちゃったね…。ここは書いちゃだめだから、こっちに書こう」など、共感した後にダメな理由を添えて叱ってあげましょう。


3歳

3歳になると親の気持ちが理解できるようになります。

前は簡単な言葉で伝えていましたが、この時期からは具体的な言葉で説明してあげましょう。

お片付けができない場合は、「おもちゃもおうちに帰りたいんだよ」など。

入園する子も増える時期なので、人の気持ちを考えられるようにしつけをする必要があります。

「自分がされて嫌なことは、お友達にしないんだよ」と伝えましょう。


月齢別の叱り方のコツ

まとめ

しつけについてまとめてきました。

こうしてみると「叱る」は「怒る」とは別物だということがわかります。

しかし、ママは日々忙しくて休む暇がないため、感情的に怒ってしまうことも多いと思います。

最初は危ないことをしたから叱っていたのに、「この前も…」と怒りの論点がずれてしまうこともあるでしょう。

ママ自身が「論点がずれている」、「感情的に怒りすぎた」と気づくことができていれば問題はありません。

子どもの行動には必ず理由があります。

してしまったことを頭ごなしに怒るのではなく、共感することを忘れずに心がけましょう。

特に2歳~3歳はイヤイヤ期なので、共感をしないで頭ごなしに怒るとかんしゃくを起こす原因となります。

してはいけないとわかっていても、それを受け入れられないことも自我の成長の一つだと頭の中で覚えておくといいですね。

ママ自身のストレスが原因で怒ってしまう事もあるかもしれません。たまには子どもと離れてお出かけなど、ストレス発散できる方法を見つけておきましょう。