【こどもとの遊び】3歳の幼児とどう遊ぶ?楽しいふれあい方!
【3歳幼稚園入園準備】入園までにできると園生活で困らないこと|オススメの教え方
公開日 2022年03月04日
3歳の誕生日を迎えるといよいよ幼稚園への入園準備に忙しくなるでしょう。
・できないと困ることはてどんなこと?
初めてのことに不安を抱くママが多いかもしれません。
けれど特別なことは必要なし!
普段の生活の中に上手に取り入れて習慣づけておくといいことをご紹介します。
目次
幼稚園生活の一日ってどんな感じ?
幼稚園の一日ってどんな風に過ごすのでしょうか。
9:00 | 順次登園(バスや送迎など) |
10:00 | 朝の会 お集まり |
10:10 | その日の中心となる活動のスタート(工作・歌遊び・散歩など) |
11:30 | 昼食準備~お弁当や給食を食べる |
12:15 | 集団遊び(ホールや園庭で過ごす) |
13:30 | 降園 |
その園によっての違いや、曜日による違いはありますが、大まかにはこういった生活の流れで一日を過ごします。
降園時間後には預かり保育のお子さんもいるでしょう。
満3歳や3歳で入園する場合は、まだまだ生活面の自立に個人差があり、友達や先生との関わりもスムーズにできないお子さんが大勢います。
初めての集団生活の場で、先生や友達と一緒に覚え、フォローしてもらいながら、少しずつできるようになるのです。
生活面の自立は、
・友達との関わりの深まり
へとつながります。
家庭にいるときにできるようにしておきたいことは、たくさんありますが、子どもには個人差があるので育児書通りには成長しません。
無理に、「ここまではできるようにならないと!」と教え込む必要はないのです。
できるできないに関わらず、普段の生活の中では、集団生活を意識して働きかけることは大切です。
そうすることによって、子どもが戸惑うことなく幼稚園生活に溶け込んでいくでしょう。
家庭生活の中で意識しておきたい、10の関わりポイントをご紹介します。
入園までにできたら子どもがラクに過ごせる10のこと
子どもが集団生活に入ったとき、できていると心の負担なく馴染んでいけることとはどのようなことでしょうか。
なんとなく予想はついても、迷うこともあるでしょう。
具体的にご紹介します。
①自分の名前を認識し返事ができる
・名前を聞かれた時に恥ずかしがらず「名字〇〇(です)」と言える
このように入園までに自分の名前を認識し返事ができるといいですね。
集団生活がスタートすると出欠確認をほぼ毎日行います。
名前を呼ばれた時に気づく、恥ずかしがらずに返事をするということができていればよいでしょう。
また、慣れてくると前に出て名前を自分で言うということも求められます。
・誕生日会での自己紹介
など、様々なことが想定されます。
普段の生活の中に取り入れていくことで、自然とできるようになるでしょう。
②衣類の着脱
入園までに、衣類の着脱が自分でできるといいでしょう。
幼稚園では、スモッグや体操着に着替える園もあります。
また、制作や外遊びで汚れたときに自分で着替えることもあります。
トイレでの服の脱ぎ履き、下着をウエスト部分にしまえることも大切です。
時間がかかっても良いので、少しずつ自分でできるようにしておきましょう。
③靴の脱ぎ履き
靴の脱ぎ履きも非常に多いのが集団生活です。
脱げにくい靴を用意し、自分で履けて、自分で脱げるようにしておきましょう。
マジックテープの靴を履いているお子さんが多いですね。
スリッポンは履きやすいですが、脱げやすくもありますし、紐靴は紐がほどけたとき自分で踏んでしまい転倒することがあり危険です。
安全で脱ぎ履きしやすい靴で練習しておきましょう。
④トイレの自立(お尻を拭ける)
トイレについては、
・子どもの行きたいときに時間を作って行かせる園
と園によって違いがあります。
年齢が進めば全員に促すことなく行きたい子どもは考えていくようになります。
満3歳児クラスや、年少クラスは初めの頃は先生が全員に向けて促しをするでしょう。
入園後、大便のときのお尻を拭くことができないお子さんは多くいますが、少しずつ園生活に慣れれば、身につくことなので心配ありません。
ズボンとパンツを全部脱いでしまわずに用を足せるよう練習することから少しずつできるようにしておきましょう。
⑤自分で手洗いうがいができる
手を洗う時には、ママが補助して洗う習慣がついたままのお子さんもいるかもしれません。
自分でハンドソープを付け、手を洗い、すすぎ、水道を止めるという一連の流れを自分でできるようにしておきましょう。
うがいは、ガラガラができなければ、ぐちゅぐちゅと口をゆすぐだけでもいいでしょう。
入園までに毎日の歯磨きの後などに練習しておくといいですね。
⑥食事を自分で食べる
園生活では食事の時間が決められています。
・長くても準備を含めて50分程度
時間内に完食できることが、園生活への自信へとつながります。
お弁当の場合は、少し足りないかな?と思うくらいの食べきれる量で持たせましょう。
また、コロナ禍の影響があり、お喋りをしないで食べるように指導する園もあります。
お喋りしながら食べることは楽しいのですが、ある程度話したら時間を決めて黙って食べる練習もしておきましょう。
⑦基本的な挨拶と人に困ったことやしてほしいことを言える
幼稚園バスに乗ったとき、園の玄関に入ったとき、まずは挨拶からスタートします。
おはようございます!と気持ちよく挨拶ができるといいですね。
もじもじと恥ずかしくなってしまう子どもが多いですが、習慣付けることが大切です。
家庭では、朝起きたら「おはよう」と家族で声をかけ、返事を待ってみましょう。
「おはようと言ってくれたらうれしいな、挨拶すると気持ちがイイよね!」と促していきましょう。
言えるようになったらたくさん褒めます。
そのほかにも、ありがとう、さようなら、などの基本的な挨拶、困ったときやわからないことがあったとき自分から気軽に聞けるようにできるといいですね。
家庭では先取せず「どうしたの?どうしてほしいのかな?教えて」と伝え、積極的に要望を叶えないように心がけます。
子どもの気持ちは伝えてこなくてもわかってしまうので、ついつい先取してしまうこともありますが、我慢して子どもの言葉を待っていると少しずつ以下のようなことが言えるようになります。
・「おなかがすいたから何か食べたいの」
集団生活で自分の要望や困っていることを先生や周囲に伝えられないと、お子さんはとても困ります。
たくさんアピールのできないお子さんはもちろん、普段から元気なお子さんであっても、自分の気持ちを人に伝える練習をしておくことが大切です。
⑧絵本を見たり人の話しを聞いたりできる
園生活の中では、クラス全員に向けて話をしたり絵本を見せたりする時間があります。
自分の気が向かない絵本や、お話し・指示も聞かなければなりません。
少しずつ身についていくことなので心配はないのですが、例えば家庭で絵本を読むとき、いつも子どもの選んだ絵本を読むばかりではなく、時にはママが選んだ本を読んでみましょう。
⑨椅子に座って過ごすことができる
園によっても違いますが、園生活は机とイスを使った生活になることがほとんどです。
・椅子に座って工作をする
・椅子に座ってお話を聞く
このようなことができるでしょうか。
おうちでも少しずつ椅子に座って何かをする練習をしておきましょう。
⑩早寝早起きのリズムが整っている
園生活に一番大切なことは生活リズムが整っていることです。
早寝早起き、決まった時間の生活リズムが集団生活を楽しく送るための土台となります。
寝不足や朝食抜きでは、園生活で力を発揮できません。
生活リズムを整えることは短期間ではできないことです。入園前から心がけておきましょう。
入園までの親子のモチベーション!
幼稚園への入園を控えて、具体的にどんなことができていると子どもにとって良いのかをご紹介しました。
入園に向けて、親子でどのような気持ちで過ごせばよいのでしょうか。
身につけておきたいことのほかに、心の持ちようについて考えてみましょう。
親子で取り組む!入園準備スタート時期
先ほどご紹介した、集団生活へ入る前に身につけておきたい具体例は、すぐにできるようになることではありません。
できないことを叱ったり、できるよう強制する必要はありません。
また、怒ったり罰を与えるようなことは本当の意味で身につかないでしょう。
子どもが自然に、何も意識せずともできるようになることが大切ですね。
そのためには短期間の関わりや意識付けでは難しいものです。
遅くとも半年、できれば1年をかけて、少しずつ社会や集団を意識した関わりを取り入れておきましょう。
時間をかけることで、ママも気持ちの余裕をもって関われるでしょう。
入園準備で気を付けたいこと
先にもお伝えしましたが、幼稚園は初めての集団生活においてさまざまなことが自立できていないことを前提に対応をしてくれるものです。
少しずつ集団生活に慣れて行けば子ども自身が幼稚園での振る舞いを覚えて、獲得していくものです。
家庭での関わりは、身につけさせるというよりは、親子で意識を持つということが目的になるでしょう。
だから、身につかなくてもいいのです。意識を持つことを大切に過ごしたいですね。
入園準備で一番大切なこと
何よりも大切なことは、親子で入園を楽しみにすることではないでしょうか。
新しいお友達や優しい先生、楽しいことがいっぱいの幼稚園は、ドキドキするけれどわくわくがいっぱいのはずです。
入園までに準備品を揃えたり、幼稚園の様子をイメージできる声かけをし、その日を楽しみに迎えたいですね。
などとネガティブにと強いることはやめましょう。
このようにポジティブなイメージを持たせましょう。
まとめ
幼稚園の入園までにできていれば園生活に困らないことをお伝えしました。
普段の生活の中に、園生活を意識した関わりを取り入れることが大切です。
多くのお子さんは、家庭では自分中心・自分優先の生活をしていたことでしょう。
優先されていた環境から様々なルールのある園生活に入ると、いっそう心が委縮してしまい、慣れるまで時間がかかることもあります。
入園の1年前、遅くとも半年前から家庭でもメリハリを持ち、ルールや習慣を身につけながら生活することが、幼稚園で子どもが困ったり戸惑ったりしないコツでしょう。
ぜひ取り入れてみてください。
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