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赤ちゃんと一緒にお風呂デビュー!ワンオペでの入り方|ポイントと注意点

赤ちゃんと一緒にお風呂デビュー!ワンオペでの入り方|ポイントと注意点

赤ちゃんが生まれて1か月が経つと、健診でも問題なし!そろそろお風呂デビューを…と考える頃ですよね。
新生児期の赤ちゃんとの慣れない生活だけでもバタバタなのに、お風呂デビューでは何を準備したらいいの?と不安になるパパママは多いのではないでしょうか。
お風呂の手順や入れ方の注意点・ポイントを先に頭に入れておくことでデビュー初日でも焦ることなく赤ちゃんとの初入浴を楽しめる方法をご紹介致します。
ここでは初めてのお風呂デビューであったら便利なグッズやワンオペでの上手な入れ方・入り方も伝授いたします!
赤ちゃんとの入浴は大切なコミュニケーションの一つです。楽しく入浴していきましょう!

赤ちゃんとのお風呂デビューの時期

赤ちゃんとのお風呂デビューの目安は生後1か月健診で問題なしとの診断を受けてからになります。
なぜ1か月を過ぎないとお風呂デビューできないのかは理由が二つあります。

● 赤ちゃんの体力・抵抗力の弱さ
生まれたての赤ちゃんにはまだへその緒がついており、へその緒が取れ、乾燥するまでに2週間~1か月掛かります。
もし、へその緒が完全に乾く前に入浴した場合、赤ちゃんは雑菌に対抗できる体力・抵抗力が未熟な為、炎症をおこしたり感染症になってしまう可能性があります。
このような理由でお風呂はへその緒が取れ、完全に乾く1か月頃からとされています。

● 産後1か月はママの産褥期になるため
産後1か月のママは産褥期といって、妊娠していた身体から元の身体に戻ろうと、子宮をはじめとし猛スピードで変化していく時期になり、悪露が出ます。
また、ママの身体も抵抗力が弱まっているため、入浴で雑菌が入ってしまうと感染症のリスクもあるため産後1か月の入浴は禁止されています。
ママの体調のこともあり、赤ちゃんの入浴の目安は生後1か月頃からと推進されています。

ただし、1か月が経つ前でもお医者さんの許可が出たら入浴可能ですし、反対に1か月経ってもまだ許可が出なければ入浴はできませんので、産後の健診の時に確認してみましょう。

赤ちゃんと入浴のベスト時間とは?

よく、赤ちゃんの生活リズムを整えるためにお風呂は夕方・授乳は3時間ごと・寝かしつけは20時までに!なんて耳にすることはありませんか?
すべてをキッチリしようとしたら、パパもママも疲れてしまいます。
大人の一日で考えたらお風呂は基本的に夜に入る方が多いですが、赤ちゃんは毎日同じ時間に…とはいきません。
赤ちゃんとの入浴ベスト時間は“赤ちゃんの機嫌がいいとき”です。
泣いている時やグズグズしている時に入浴してもヒートアップしてしまうでしょう。赤ちゃんの泣き声にママも焦ってしまい悪循環になることもあります。
夕方でも朝でも昼間でも、入浴後に風邪を引かないよう部屋を暖めてあげるなどの対策をすれば、いつ入浴しても大丈夫です。
あまり気負いせず、赤ちゃんのペースに合わせてあげることが大切です。

沐浴からお風呂への移行便利グッズ

沐浴の時、パパやママは洋服を着ている状態なので自分のことは気にせず赤ちゃんだけに集中できます。
しかし、一緒のお風呂となればパパママの着替えや、その間の赤ちゃんの置き場なども考えなければなりません。
沐浴からお風呂デビューへステップアップするときにあったら便利なグッズをご紹介致します!
● ベビー用全身ソープ
肌の弱い赤ちゃんには大人用のソープの使用は避けた方がいいため、ベビー用を用意しましょう。
アトピー肌の赤ちゃんにも対応したソープもあるため、赤ちゃんに合ったものを選んであげてください。
固形石鹸もあり、泡立てる手間はありますが天然由来のものが多く、泡石鹸に負けない人気な石鹸です。 赤ちゃんの肌質や体質によって使い分けてもいいかもしれません。

● リクライニングバスチェア・ベット
パパママが自身を洗っている間に赤ちゃんを一時的に置いておくためのバス用チェア・ベッドです。
リクライニング式なら首の座っていない赤ちゃんでも使用でき、お座りができるようになる時期にも使え、新生児期用のものよりも、コスパは良いです。

● バスマット
発泡スチロールでできているものもあり、衝撃吸収性もよく、軽く、洗いやすいため清潔を保つことができます。

● バス用オモチャ
初めてのシャワーに驚く赤ちゃんも少なくありません。洗っているときは抱かれているので安心していても、パパママが洗っているとき赤ちゃんは待っているだけなので、不安になります。 そんな時に音の鳴るオモチャがあれば少しの間ならご機嫌に待っていてくれるかもしれません。
さて、必要セットも準備し、便利グッズも揃えた!いよいよお風呂デビューです。 まずは大切なことを詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんとの入浴で大切なこと

赤ちゃんとの入浴で大切なこと

赤ちゃんと一緒の入浴では、沐浴ではできなかった対面のコミュニケーションをゆっくりと取ることができます。
まだしっかり目が見えていない赤ちゃんでも、湯の中は羊水にいたときの感覚に似ているそうで安心し、落ち着くことがあるそうです。さらに優しいママの声が聞こえるとなお安心します。
横抱っこだけでなく、両手の腕の上で赤ちゃんを抱っこする方法など、浮力による入浴ならではの抱っこの仕方も可能になります。
また、ゆっくり全身を見ることもでき入浴中に、湿疹がないか・赤みがないか・他異常はないかのセルフチェックをするのがポイントです。

お風呂のお湯の最適温度とは

赤ちゃんの入浴ベスト温度は38~40℃です。
大人からすれば少しぬるいくらいの温かさが赤ちゃんにはベスト温度です。ただでさえバタバタな赤ちゃんとの生活の中で、完璧な温度を目指す必要はないですが、あまりにも熱いお湯だと湿疹や痒みが出てしまう場合もあるため、注意してあげましょう。

赤ちゃんに負担のない入浴時間

まず、入浴前に授乳してしまうと吐き戻しの可能性があるため、出来る限り入浴の30~1時間前には授乳は終わらせておきましょう。
赤ちゃんはのぼせやすいため、入浴の時間は5~10分以内には上がるようにするのがポイントです。
お風呂全体の時間を考えると、パパママの洗髪時間等を含めても15~20分以内には出るようにしましょう。
一日の疲れを取るためにゆっくり入浴したい気持ちもありますが、赤ちゃんにとって長湯はのぼせや湿疹の原因にも繋がります。大人の長湯は赤ちゃんが寝てからのお楽しみにとっておきましょう!

湯上りの水分補給

入浴中は水分がかなり消費されるため、入浴後は水分補給をさせてあげましょう!
湯上りは母乳・ミルク・お茶・白湯のどれでも大丈夫です。
ただし、生後5か月未満の赤ちゃんへの麦茶はアレルギーがでる可能性もあるため、過度な摂取は注意が必要とされています。

ワンオペ!赤ちゃんと一緒のお風呂の入り方

ワンオペ!赤ちゃんと一緒のお風呂の入り方

一人でお風呂に入れなければならいないとなると緊張と不安が大きくありますよね。
赤ちゃんを洗えばおしまいではなく、自分自身も洗わなければならず、自分を洗っている時赤ちゃんはどうしたらいいの?と悩みます。
そんなとき焦らないためには事前の準備が大切になってきます。ここでは入浴前の準備・洗い方・注意点をご紹介致します!

入浴前にしておくべき大事な準備

上記の便利グッズに加え、入浴後に必要なセットをご紹介致します。
  • ①カバーオールなどの服
  • ②肌着・おむつ
  • ③バスタオル
  • ④保湿剤
①→②→③→④の順番で下から順に重ねて用意しておきましょう。服の上に肌着を置き、バスタオルを敷いておきます。お風呂から上がったらバスタオルの上に赤ちゃん寝かせ、拭いたらすぐに保湿剤を塗りましょう。保湿剤がぬれたらおむつをつけ、バスタオルを抜き取り、肌着・服を着せます。
肌の乾燥は水分を取った瞬間から始まり、それに加え赤ちゃんの肌はとても弱く敏感なため、タオルで拭いたら即保湿剤!を徹底しましょう。
また、入浴後は季節を問わず水分補給に気を配りましょう。

お風呂での赤ちゃんの洗い方

沐浴では赤ちゃんを洗うときは頭・顔・身体の順番で洗いましょうなどと指導があったかもしれませんが、一緒に入浴中の洗う順番は特に気にしなくて良いです。
ママ自身もバスチェアやバスマットに座り、赤ちゃんをしっかり抱っこし、落とさないようにしましょう。
全ての工程で片手しか使えないので始めはやりづらいですが、だんだん慣れていきます。まずはゆっくり落ち着てくださいね!
入り方の例を紹介します。
  • ①掛け湯をイメージしながら弱めのシャワーを掛け、お風呂に慣れてもらう
  • ②ベビー用ソープで優しく洗い、綺麗に泡を落とす
  • ③用意したバスベッドの上にバスタオルを敷き赤ちゃんを包んで寝かせる
  • ④その間にパパママ自身を洗う
  • ⑤全て終わったら一緒に入浴する
赤ちゃんを洗うときはとにかく優しく!クルクルと泡で洗い、しっかり泡を落としてあげてください。
洗い終わった赤ちゃんを寝かせてご自身を洗っているときの注意点は、なるべく赤ちゃんから目を離さないこと!です。
いくら寝返りをしないからといっても、なにが起こるか分かりません。たとえ洗髪中に何か起こってもすぐに助けられるよう、気は抜かないようにしましょう。

ワンオペを楽しく乗り切るポイント

赤ちゃんのお世話は、猫の手も借りたくなるほどバタバタで忙しく、大変なことが多いです。
特にお風呂は水場でもあるため、より注意が必要になります。赤ちゃんが泣いただけでも焦ってしまい、パニックになってしまうこともあります。危険なことがなければ、少しくらい泣いていても大丈夫です。そんな時は、まずは落ち着いて、なぜ赤ちゃんが泣いたのかを考えてあげましょう。
初めてのシャワーに驚いただけ・ママの焦りが伝わってしまった・声の響くお風呂に圧倒されてしまったなど理由があるはずです。
赤ちゃんとのコミュニケーションの時間をゆったりとした気持ちで乗り切りましょう!

まとめ

沐浴を終え、いよいよお風呂デビューの赤ちゃん。
赤ちゃんにとっても大きく広く、声の響くお風呂は不安がいっぱいです。パパママにとっても水場でのワンオペお風呂は不安なことが沢山ありますよね。
まずは入浴前の準備をしっかりすることで、入浴中なにかあっても落ち着いて対処できるはずです。
ご紹介した、入浴前の準備・入浴中の注意点、ポイント・入浴後の流れを念頭にいれ、お風呂デビューの前にイメージトレーニングするのもオススメです。
誰でも初めてはバタバタするものです。赤ちゃんと一緒に少しずつ慣れていき、楽しい入浴タイムにしてくださいね!