【こどもとの遊び】3歳の幼児とどう遊ぶ?楽しいふれあい方!
魔の2歳児!イヤイヤ期とは?いつからいつまで?なぜ?ないと心配?理由と対処法
公開日 2021年03月15日
更新日 2021年06月02日
子どもが産まれた後の難関ともいえるイヤイヤ期。初めてのイヤイヤ期は手が追えなくて大変なことばかりです。
個人差はあるものの、やはりパパやママは困ってしまいますよね。
実際に、イヤイヤ期はいつからいつまでなのか、どう対応したらいいのか。
今回はそんなイヤイヤ期についてまとめていきます。
個人差があり、早ければ1歳を迎えると始まることもあり、遅ければ3歳頃まで続いたりするケースもあります。 2歳頃にピークを迎えるイヤイヤ期は、自分の言葉で伝えられるようになる3~4歳になると落ち着いてきます。
しかし、イヤイヤするには理由があります。これは、自分でしたいことが思い通りに出来ない、伝わらないなどが原因で起こります。
2歳前後の時期になると自己主張が強くなり、やりたいことも明確になります。しかしまだまだ幼い子どもです。思い通りにならないことは珍しくないため、イライラや不満が溜まってしまうのです。
また、この時期の子どもは周りの大人たちに自分を受け入れてほしい!という気持ちがあります。この気持ちをうまく言葉で伝えられないため、イヤイヤを起こして周りの大人たちの気をひこうとします。
また、「眠い」や「疲れた」などの感情をうまく表現できずにいるため、「イヤ!」という言動をする場合もあります。眠い、疲れたなど以外にも、暑い、寒いなどの不快感もうまく言葉にできません。
では、イヤイヤ期にはどう対応したらいいのでしょうか。
家庭でイヤイヤが起きた場合と、登園拒否をした場合にわけてまとめていきます。
また、してはいけない対応もあるので、詳しくみていきましょう。
子どもがイヤイヤを起こしたときや、癇癪を起したときは、子どもの気持ちに寄り添って考えてあげてください。
なにより、まずは子どもの気持ちを受け止めてあげることがとても重要です。
この時期の子どもは、じぶんでしたい!という気持ちが強くなるため、「してあげる」のではなく、サポートをしてあげましょう。
「ここをこうするとうまくできるんじゃないかな」のようなアドバイスする姿勢で付き合いましょう。
少しサポートをして、あとは自分でやらせることにより子どもは自己肯定感や達成感が高まり、癇癪がおさまることでしょう。
「よく登れたね。でも落ちたら痛い痛いだよ、おりようか」
「お絵描きがしたいんだね。こっちの紙に書こうか」
このように子どもの気持ちに寄り添うことで、子どもは安心感が得られ落ち着くこともあります。
「今やっていることが終わったら一回ご飯を食べよう」など、その時子どもが行っていることや遊びが中途半端にならないよう、次に促してあげましょう。
こうすることで、「自分の気持ちに耳を傾けてくれた」と子どもは安心感を得られ、信頼が高まり落ち着くこともあります。
「1つまでね」や、「時計の長い針が12のところになったらおしまいだよ」と、できるだけわかりやすいように伝えてあげましょう。
静かにしなくてはいけない場所に行くことはなるべく控えたほうがいいですが、やむを得ない場合は好きなおもちゃや絵本をもっていき、落ち着かせましょう。
しかし、絶対にこれで落ち着く!という方法は残念ながらなく、子どもの気持ちが落ち着くのを待つしかありません。
そのため、気分転換に部屋を変えたり、外に出たりして気持ちを切り替えてあげましょう。
環境の変化やママから離れることが原因で、入園自体が大きなストレスになる場合もあります。
イヤイヤ期において登園拒否をしてしまう場合の対処法ポイントを紹介します。
親心として心配はありますが、保育園の先生もよく経験していることなのでうまく対応してくれるでしょう。保育園の先生が教室に促すことで、子どもの気持ちが切り替わり、遊びはじめることもあります。
その不安や寂しさが子どもに伝わり、余計にぐずってしまう場合があります。
「ママも仕事頑張るから、○○ちゃんも頑張って!」という言葉で送り出すのことが効果的です。
感情的に怒ると、子どもは突き放されたと感じる場合があります。
とはいえ、毎日のイヤイヤや癇癪にママも心身ともにくたくたですよね。ママも定期的に息抜きすることをお勧めします。息抜きを大切にして、気持ちに余裕をもって子どもと接してあげましょう。
子どもが昼寝をしている間の1人時間を有意義に使ってみてはいかがでしょうか。また、夫に見てもらうか、どちらかの実家が頼れる場合は預けてみましょう。もし難しい場合は、一日保育なども地域によってはあるので、利用を検討してみましょう。
他にも、地域の子育て支援センターなどに顔を出して他の子どもやママと触れ合うことで、息抜きができるかもしれません。
きつく言いすぎてしまった場合は、きちんと謝ってぎゅっと抱きしめてくださいね。
「暑い」「寒い」「眠い」「疲れた」「お腹減った」などが原因でいつもイヤイヤを起こすからと言って、不快感を親が先回りして対応しないようにしましょう。
例えば、「暑くない?上着脱ごう」「眠くなる時間だから寝かせよう」などです。
イヤイヤ期は自我の発達によって現れる、脳と心のために大切な成長過程の一つです。自分で感情を表現しようという意欲を先回りして対応してしまうのはよくありません。
子どもが不快だよというサインを出していないうちは見守ってあげましょう。
「鬼が来るよ」などの脅しや、「ダメ!」と否定することはやめましょう。
子どもは、「なんでダメなんだろう」「なんで怒っているんだろう」と、わからなくなります。他にも、「お菓子やジュースをあげるから」といった魅力的な条件で誘惑したり、あいまいな言葉で叱ることもしてはいけません。
しっかりと理由を伝え、前向きな言葉で伝えることを心がけてください。
イヤイヤ期は、その子の性格や感情表現、環境などに左右されるためです。
周りから「うちの子は…」などイヤイヤ期の体験談を聞いて身構えていても、意外と軽くて気づかなかったということもあるのです。
また、2人目や3人目であれば、上の子のイヤイヤ期がすごくて軽く感じることや、気が付いたら終わっていたというケースも少なくありません。
しかし、本当にイヤイヤ期がない子も中にはいます。
イヤイヤ期がないからといって不安になる必要はありません。
言葉でうまく伝えていたり、気持ちのコントロールがうまくできていたり、それはその子の個性です。
長所うまく伸ばして、自立させることが何よりも大切です。
毎日泣き声や癇癪の声で頭が痛くなってしまいますよね。しかし、パパやママの手厚いサポートで子どもは安心感を得られますし、大切にされていると実感します。
2歳頃にピークを迎えるイヤイヤ期は、自分の言葉で伝えられるようになる3~4歳になると落ち着いてきます。今だけだと割り切ることも必要となります。
毎日気持ちに寄り添ってあげるのは難しいかもしれませんが、ママもイライラするということはきちんと子どもと向き合っている証拠です。
目次
イヤイヤ期とは?
イヤイヤ期とは、自我の発達に伴って現れる、子どもの脳と心のための大切な成長過程のひとつです。では、実際にイヤイヤ期の時期と原因についてみていきましょう。イヤイヤ期の時期
イヤイヤ期の時期は2歳前後になったら現れます。個人差があり、早ければ1歳を迎えると始まることもあり、遅ければ3歳頃まで続いたりするケースもあります。 2歳頃にピークを迎えるイヤイヤ期は、自分の言葉で伝えられるようになる3~4歳になると落ち着いてきます。
イヤイヤの原因
イヤイヤ期では癇癪を起すことが多くなります。しかし、イヤイヤするには理由があります。これは、自分でしたいことが思い通りに出来ない、伝わらないなどが原因で起こります。
2歳前後の時期になると自己主張が強くなり、やりたいことも明確になります。しかしまだまだ幼い子どもです。思い通りにならないことは珍しくないため、イライラや不満が溜まってしまうのです。
また、この時期の子どもは周りの大人たちに自分を受け入れてほしい!という気持ちがあります。この気持ちをうまく言葉で伝えられないため、イヤイヤを起こして周りの大人たちの気をひこうとします。
また、「眠い」や「疲れた」などの感情をうまく表現できずにいるため、「イヤ!」という言動をする場合もあります。眠い、疲れたなど以外にも、暑い、寒いなどの不快感もうまく言葉にできません。
では、イヤイヤ期にはどう対応したらいいのでしょうか。
家庭でイヤイヤが起きた場合と、登園拒否をした場合にわけてまとめていきます。
また、してはいけない対応もあるので、詳しくみていきましょう。
家庭でのイヤイヤ期の対処法
家庭でのイヤイヤは、おそらく日常茶飯事です。毎日癇癪を起こされて、パパとママも困ってしまうでしょう。子どもがイヤイヤを起こしたときや、癇癪を起したときは、子どもの気持ちに寄り添って考えてあげてください。
なにより、まずは子どもの気持ちを受け止めてあげることがとても重要です。
うまく出来ない!癇癪を起すとき時
例えば、靴下がうまく履けない、ズボンが自分で履けないなど、【うまくできない!】でイヤイヤを起こす子もいます。この時期の子どもは、じぶんでしたい!という気持ちが強くなるため、「してあげる」のではなく、サポートをしてあげましょう。
「ここをこうするとうまくできるんじゃないかな」のようなアドバイスする姿勢で付き合いましょう。
少しサポートをして、あとは自分でやらせることにより子どもは自己肯定感や達成感が高まり、癇癪がおさまることでしょう。
よくない事をしてぐずる時
なにかに登ったり、壁に落書きをしてしまったときなど、よくない事をしてぐずる時には、とにかく子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。「よく登れたね。でも落ちたら痛い痛いだよ、おりようか」
「お絵描きがしたいんだね。こっちの紙に書こうか」
このように子どもの気持ちに寄り添うことで、子どもは安心感が得られ落ち着くこともあります。
やりたくない!イヤイヤする時
「着替えたくない」「ご飯を食べたくない」など【やりたくない!】でイヤイヤを起こした場合には、ワンクッションおいてみましょう。「今やっていることが終わったら一回ご飯を食べよう」など、その時子どもが行っていることや遊びが中途半端にならないよう、次に促してあげましょう。
こうすることで、「自分の気持ちに耳を傾けてくれた」と子どもは安心感を得られ、信頼が高まり落ち着くこともあります。
ほしい!やりたい!欲望をむき出しにする時
「これがほしい!」「あれをやりたい!」と駄々をこね、こちらの話を聞かなくなった時は、ルールを決めてあげましょう。「1つまでね」や、「時計の長い針が12のところになったらおしまいだよ」と、できるだけわかりやすいように伝えてあげましょう。
静かにしなくてはいけない場所に行くことはなるべく控えたほうがいいですが、やむを得ない場合は好きなおもちゃや絵本をもっていき、落ち着かせましょう。
しかし、絶対にこれで落ち着く!という方法は残念ながらなく、子どもの気持ちが落ち着くのを待つしかありません。
そのため、気分転換に部屋を変えたり、外に出たりして気持ちを切り替えてあげましょう。
登園拒否した場合の対処法
2歳前後は保育園に通っている子もいます。環境の変化やママから離れることが原因で、入園自体が大きなストレスになる場合もあります。
イヤイヤ期において登園拒否をしてしまう場合の対処法ポイントを紹介します。
送り出す!登園時のポイント
登園拒否をした場合、ママは笑顔で「行ってらっしゃい!」といい、できるだけ速やかに別れたほうが、子どものぐずる時間が短くなります。親心として心配はありますが、保育園の先生もよく経験していることなのでうまく対応してくれるでしょう。保育園の先生が教室に促すことで、子どもの気持ちが切り替わり、遊びはじめることもあります。
登園時にしてはいけない事
登園拒否をしたときにパパやママがしてはいけないのが、親自体が不安そうな顔をしたり、寂しそうな顔をすることです。その不安や寂しさが子どもに伝わり、余計にぐずってしまう場合があります。
「ママも仕事頑張るから、○○ちゃんも頑張って!」という言葉で送り出すのことが効果的です。
お迎え時のポイント
迎えに行った後は、一日の出来事を話したり、たくさんスキンシップをとってあげたりしましょう。「保育園頑張ったね」と褒めてあげることも忘れずに。イヤイヤ期でしてはいけない対応
イヤイヤ期でしてはいけない対応がいくつかあります。感情的に怒る
イヤイヤ期でしてはいけない対応の1つ目は、感情的に怒ることです。感情的に怒ると、子どもは突き放されたと感じる場合があります。
とはいえ、毎日のイヤイヤや癇癪にママも心身ともにくたくたですよね。ママも定期的に息抜きすることをお勧めします。息抜きを大切にして、気持ちに余裕をもって子どもと接してあげましょう。
子どもが昼寝をしている間の1人時間を有意義に使ってみてはいかがでしょうか。また、夫に見てもらうか、どちらかの実家が頼れる場合は預けてみましょう。もし難しい場合は、一日保育なども地域によってはあるので、利用を検討してみましょう。
他にも、地域の子育て支援センターなどに顔を出して他の子どもやママと触れ合うことで、息抜きができるかもしれません。
きつく言いすぎてしまった場合は、きちんと謝ってぎゅっと抱きしめてくださいね。
先回りして不快感を減らす
イヤイヤ期でしてはいけない対応の2つ目は、イヤイヤを起こす要因を予測して、親が先に解決してしまう事です。「暑い」「寒い」「眠い」「疲れた」「お腹減った」などが原因でいつもイヤイヤを起こすからと言って、不快感を親が先回りして対応しないようにしましょう。
例えば、「暑くない?上着脱ごう」「眠くなる時間だから寝かせよう」などです。
イヤイヤ期は自我の発達によって現れる、脳と心のために大切な成長過程の一つです。自分で感情を表現しようという意欲を先回りして対応してしまうのはよくありません。
子どもが不快だよというサインを出していないうちは見守ってあげましょう。
脅す・命令する・誘惑する
イヤイヤ期でしてはいけない対応の3つ目は、脅したり、命令したり、誘惑することです。「鬼が来るよ」などの脅しや、「ダメ!」と否定することはやめましょう。
子どもは、「なんでダメなんだろう」「なんで怒っているんだろう」と、わからなくなります。他にも、「お菓子やジュースをあげるから」といった魅力的な条件で誘惑したり、あいまいな言葉で叱ることもしてはいけません。
しっかりと理由を伝え、前向きな言葉で伝えることを心がけてください。
イヤイヤ期がないと心配?
イヤイヤ期にも個人差があります。「イヤイヤ期がなかった」「気づかずに終わっていた」「イヤイヤが軽かった」という場合もあります。イヤイヤ期は、その子の性格や感情表現、環境などに左右されるためです。
周りから「うちの子は…」などイヤイヤ期の体験談を聞いて身構えていても、意外と軽くて気づかなかったということもあるのです。
また、2人目や3人目であれば、上の子のイヤイヤ期がすごくて軽く感じることや、気が付いたら終わっていたというケースも少なくありません。
しかし、本当にイヤイヤ期がない子も中にはいます。
イヤイヤ期が無い子の具体例
・欲求が満たされている
親が感情を先読みして対応している場合には、欲求が満たされているため、イヤイヤを起こす必要がありません。・生まれつきおとなしくてこだわりがあまりない
生まれつきおとなしくてこだわりがない子は、反抗することはあるものの、激しい癇癪には至らない、気持ちの切り替えが早い子などが当てはまります。・言葉を覚えるのが早い
イヤイヤ期は、自分の感情や不快感をうまく伝えられないことが原因で起こります。 そのため、言葉を覚えるのが早く、うまく感情や不快感を伝えられる子にはイヤイヤがない場合もあります。・イヤイヤを出せない環境である
親や周りの大人の顔色をうかがってしまう子は、自分の欲求を思うように出せないということもあります。このケースの場合は、子育て方法や環境を見直す必要があります。イヤイヤ期がないからといって不安になる必要はありません。
言葉でうまく伝えていたり、気持ちのコントロールがうまくできていたり、それはその子の個性です。
長所うまく伸ばして、自立させることが何よりも大切です。
まとめ
イヤイヤ期についてまとめてきました。毎日泣き声や癇癪の声で頭が痛くなってしまいますよね。しかし、パパやママの手厚いサポートで子どもは安心感を得られますし、大切にされていると実感します。
2歳頃にピークを迎えるイヤイヤ期は、自分の言葉で伝えられるようになる3~4歳になると落ち着いてきます。今だけだと割り切ることも必要となります。
毎日気持ちに寄り添ってあげるのは難しいかもしれませんが、ママもイライラするということはきちんと子どもと向き合っている証拠です。
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