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ワンオペ育児とは?辛い状況を乗り越えるアイディア!子育て・家事をこなすコツ
公開日 2022年01月30日
更新日 2022年01月31日
現代の子育てにおいてよく耳にする「ワンオペ育児」。みなさんはご存じでしょうか。
言葉は知っていても、現状を知らない人がほとんどかと思います。
実際にワンオペ育児で苦しんでいるママも多く、家事に手が回らなかったり、気持ちに余裕が持てずに子に当たってしまったりと悩んでいる方も多いと思います。
今回は、そんなワンオペ育児についての現状、家事と子育てをこなすにはどうしたらいいのかについてまとめいてきます。
最近では、核家族世帯が増え、周りに頼る人がいない、夫の単身赴任などが原因でワンオペ育児をしているママが多くいます。
日本では現在、働くママは7割を超えています。多くの女性が社会で活躍しているにもかかわらず、家事と育児はママがやるという家庭が多いのです。
総務省「社会生活基本調査」を見てみると、平成28年の家事関連時間について妻は7時間34分なのに対し、夫は1時間23分でした。
そのうち育児に関する時間は、妻は3時間45分に対し、夫は49分です。
他国でみると、6歳未満の子どもをもつ夫婦の育児・家事関連時間は以下の表のようになっています。
世界で比較しても日本の妻の負担がいかに多いかうかがえます。
子育てのモチベーションをあげるためにどんな工夫ができるのでしょうか。
育児に関しても、家事に関しても、1人ですべてを担っているわけですから、完璧にしようなんて思わなくていいのです。
いつもきちんと子どもと向き合って遊ばなくてはいけない、天気がいい日は外に連れて行って散歩をさせなくてはいけないなど、これらをすべて完璧にしようと思えば、ワンオペ育児はうまくいきません。
小学生になると自分の事はほとんど自分で出来るようになり、ママの負担はだいぶ軽くなります。手がかかるのは子どもが小さいうち、ほんの5~6年間だけの辛抱…と割り切って育児をすることもワンオペ育児を乗り切るコツです。
しかし、好きなように過ごせる自分の時間を作ってリフレッシュをしないと、ママは精神的にも体力的にも張り詰めてしまうでしょう。
もしどちらかの実家を頼ることができるのであれば預けてみましょう。
実家は遠方だから頼ることができないというママは、1日だけ預かってもらえる施設や、1日だけ利用できるベビーシッターを探してみてはいかがでしょうか。
実際に利用することはないとしても、いざという時に預けられる安心材料として調べておくことも大切です。
自分の自由な時間には、おしゃれをして出かけたり、美容室に行ったりするだけでも、とても気分転換になります。
いつもは諦めていることを満喫し、リフレッシュできた後には、子どもをぎゅっと抱きしめてあげてくださいね。
掃除が行き届かなくて埃っぽい、部屋が散らかっている、洗濯物は畳めていない…と家を見るだけでげんなりしてしまうママは多いものです。
ここでは、ワンオペ育児をしながらどのように家事を乗り切っていくのかまとめていきます。
1人で子どもを育てているのに、1人で家事を完璧にできるわけがないのです。
そのため、掃除に関してはすみずみまでピカピカにしよう!とは思わないことが大切です。
「今日は床の掃除機だけかけられていればいい!」など、自分の中で必要最低限の基準を決めておくと楽になります。
また、いつお客さんが来てもいいようにしなくちゃ…などと思う必要もありません。
「危ないものが床に置いていないお部屋」というように、基準を決めてみましょう。
家事の基準(必要最低限ライン)を決めることで、子どもとも余裕をもって接する時間が持てます。
ましてや、赤ちゃんから目が離せない時期は料理をする時間すらとれない事もあるかと思います。
料理に関しても、自分の中で基準を作りましょう。 「時間のない日は総菜に頼ってもいい!」「たまにはコンビニでお弁当を買ってもいい!」というルールにしたり、時短テクニックとして、カット野菜や冷凍野菜などを使ったりしてもいいでしょう。
とにかく無理のない方法を選びましょう。
決して「手抜き」や「愛情不足」などではありません。ママは子育てだけでも精一杯だということを忘れずに、自分のやりやすいように行いましょう。
そのほかの『名もなき家事』はどう乗り切ればいいのでしょうか。
絨毯のコロコロ掃除、お部屋に散らかったおもちゃの片づけなど、小さな子どもにも出来そうな『名もなき家事』は「これやってみない?」「お手伝いしてほしいな!」と何でも手伝ってもらいましょう。
小さい子どもは絨毯にコロコロをかけるのが好きだったり、おもちゃの片づけも「ナイナイ!」と言って楽しんでくれることもあります。
しっかりと手伝ってくれたお礼には「ありがとう!」と頭をなでたり、ハグをしたり、スキンシップをとって思い切り褒めてあげましょう。
ご褒美にお菓子やジュースなどを与えてもいいですが、糖分や塩分などに気を付けて、フルーツにしたり、ヨーグルトにするなど工夫をしましょう。
お菓子をあげる場合は、1日1回までなどのルールをしっかり決めてあげましょう。
また、朝誰も起きていないうちに洗濯物を干しにベランダへ行ったりやお風呂掃除をしたり、赤ちゃんと一緒では難しい家事を終わらせておくという方法もあります。
食事の用意も朝のうちに済ませておき、あとは盛り付けだけ!という状態にしておけば、日中バタバタする必要はなくなります。
いずれにしても、ママがやりやすいように行いましょう。
ママとしてはとてもストレスが溜まってしまいますよね。子育てや家事に協力的ではない夫への対応をまとめていきます。
ここで気をつけたいのは、「私のほうが疲れているよ!」とならないことです。
もちろん、育児は仕事よりもハードだといわれていますが、これを言われたら夫も腹を立ててしまいます。いたわってあげることで夫の気持ちに余裕ができ、家事や子育てに協力してくれることがあります。
夫の気持ちに余裕ができた頃を見計らってから、「これをしてほしい」など直接頼むのも効果的です。「どうして言われる前にできないの?」と思うかもしれませんが、言われないとわからないこともあります。
今まで家事や子育てを全くしてこなかった夫に頼むときは、手順なども伝えましょう。新入社員に急に「じゃ、よろしく」と言われても、実際に何をすればいいのか分からないですよね。「初めに詳しく説明をするだけでいい」と割り切って、一から丁寧に教えましょう。
何か失敗してしまったときは、叱るのではなく、アドバイスすることを心がけるといいですよ。
ママも仕事をしているのに、帰ってきてからパパだけ休んでいるのは納得いきませんよね。
ここはストレートに、「女が育児と家事をする考えは古い!」と伝えましょう。
協力的ではない原因として、夫の育った環境では母が育児家事をして、父は仕事だけだったからかもしれません。父母の時代はそうだったかもしれませんが、今の時代には合っていない事を伝えましょう。
また、夫が仕事で疲れているのと同じようにママも仕事で疲れていることもしっかりと理解してもらいましょう。仕事・家事・育児のすべてを一人で負担するのは難しいです。早く帰ってきたほうが料理をする、洗濯や掃除は当番制にするなど、家庭内でルールを作りましょう。
お互いに、「してもらうのが当たり前」だと思ってしまってはうまくいきません。家事や育児を率先して行ったら、小さなことでもお互いに感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
ワンオペ育児で感じることは「孤独」ですよね。 自分の気持ちに余裕がなくなる前に、気晴らしをしましょう。近くの子育てセンターにママ友作りに行ってみたり、公園や室内遊具パークに連れて行き子どもを遊ばせるなど、とにかく気晴らしをしましょう。 気持ちが滅入ってしまう前に、相談できる環境を見つけておく事が大切です。
家事と子育ては、夫婦2人で行っても大変なものです。それをすべて1人で行っている自分はとてもすごいんだ!と思うことが一番大切です。
まわりの家庭と比べる必要は一切ありません。きちんと子どもが成長しているのは、ママが日頃愛情をかけて育てているからです。
たまには自分のことを褒めて、ご褒美をあげてみてはいかがでしょうか。
言葉は知っていても、現状を知らない人がほとんどかと思います。
実際にワンオペ育児で苦しんでいるママも多く、家事に手が回らなかったり、気持ちに余裕が持てずに子に当たってしまったりと悩んでいる方も多いと思います。
今回は、そんなワンオペ育児についての現状、家事と子育てをこなすにはどうしたらいいのかについてまとめいてきます。
目次
ワンオペ育児とは?
「ワンオペ」というのは「ワンオペレーション」の略で、数多くの仕事を1人でこなすことをいいます。最近では、核家族世帯が増え、周りに頼る人がいない、夫の単身赴任などが原因でワンオペ育児をしているママが多くいます。
ワンオペ育児の現状
では、実際にワンオペ育児の現状はどのようになっているのでしょうか。日本では現在、働くママは7割を超えています。多くの女性が社会で活躍しているにもかかわらず、家事と育児はママがやるという家庭が多いのです。
総務省「社会生活基本調査」を見てみると、平成28年の家事関連時間について妻は7時間34分なのに対し、夫は1時間23分でした。
そのうち育児に関する時間は、妻は3時間45分に対し、夫は49分です。
他国でみると、6歳未満の子どもをもつ夫婦の育児・家事関連時間は以下の表のようになっています。
世界で比較しても日本の妻の負担がいかに多いかうかがえます。
国 | 妻 | 夫 |
---|---|---|
アメリカ | 5時間40分 | 3時間10分 |
イギリス | 6時間09分 | 2時間46分 |
フランス | 5時間49分 | 2時間30分 |
ドイツ | 6時間11分 | 3時間00分 |
スウェーデン | 5時間29分 | 3時間21分 |
ノルウェー | 5時間26分 | 3時間12分 |
ワンオペ育児のモチベーションの保ち方のポイント
実際にワンオペ育児をしていると、気持ち的にも余裕がなくなってきます。子育てのモチベーションをあげるためにどんな工夫ができるのでしょうか。
完璧にしようと思わない
ワンオペ育児に求めてはいけないのは「完璧」です。育児に関しても、家事に関しても、1人ですべてを担っているわけですから、完璧にしようなんて思わなくていいのです。
いつもきちんと子どもと向き合って遊ばなくてはいけない、天気がいい日は外に連れて行って散歩をさせなくてはいけないなど、これらをすべて完璧にしようと思えば、ワンオペ育児はうまくいきません。
「今は1人遊びに夢中だから少し離れて様子を見ていよう」
「今日はちょっと疲れたから散歩は明日にしよう」
など
自分の生活ペースに余力を残すことが、ワンオペ育児を乗り切るポイントとなります。「今日はちょっと疲れたから散歩は明日にしよう」
など
「子どもが成長するまでの辛抱」と割り切る
基本的に、子どもに手がかからなくなるのは小学生くらいからです。小学生になると自分の事はほとんど自分で出来るようになり、ママの負担はだいぶ軽くなります。手がかかるのは子どもが小さいうち、ほんの5~6年間だけの辛抱…と割り切って育児をすることもワンオペ育児を乗り切るコツです。
自分の時間を大切にする
子どもが小さいうちはなかなか1人になれる時間はありません。しかし、好きなように過ごせる自分の時間を作ってリフレッシュをしないと、ママは精神的にも体力的にも張り詰めてしまうでしょう。
もしどちらかの実家を頼ることができるのであれば預けてみましょう。
実家は遠方だから頼ることができないというママは、1日だけ預かってもらえる施設や、1日だけ利用できるベビーシッターを探してみてはいかがでしょうか。
実際に利用することはないとしても、いざという時に預けられる安心材料として調べておくことも大切です。
自分の自由な時間には、おしゃれをして出かけたり、美容室に行ったりするだけでも、とても気分転換になります。
いつもは諦めていることを満喫し、リフレッシュできた後には、子どもをぎゅっと抱きしめてあげてくださいね。
ワンオペ家事のモチベーションの保ち方のポイント
ワンオペ育児をしていると、なかなか家事もはかどりませんね。掃除が行き届かなくて埃っぽい、部屋が散らかっている、洗濯物は畳めていない…と家を見るだけでげんなりしてしまうママは多いものです。
ここでは、ワンオペ育児をしながらどのように家事を乗り切っていくのかまとめていきます。
ワンオペ掃除のコツ
ワンオペ育児でもそうですが、ワンオペ家事に求めてはいけないものがやはり「完璧」です。1人で子どもを育てているのに、1人で家事を完璧にできるわけがないのです。
そのため、掃除に関してはすみずみまでピカピカにしよう!とは思わないことが大切です。
「今日は床の掃除機だけかけられていればいい!」など、自分の中で必要最低限の基準を決めておくと楽になります。
また、いつお客さんが来てもいいようにしなくちゃ…などと思う必要もありません。
「危ないものが床に置いていないお部屋」というように、基準を決めてみましょう。
家事の基準(必要最低限ライン)を決めることで、子どもとも余裕をもって接する時間が持てます。
ワンオペ料理のコツ
子どもの様子を見ながら包丁や火を使い料理をするのはとても難しいですよね。ましてや、赤ちゃんから目が離せない時期は料理をする時間すらとれない事もあるかと思います。
料理に関しても、自分の中で基準を作りましょう。 「時間のない日は総菜に頼ってもいい!」「たまにはコンビニでお弁当を買ってもいい!」というルールにしたり、時短テクニックとして、カット野菜や冷凍野菜などを使ったりしてもいいでしょう。
とにかく無理のない方法を選びましょう。
決して「手抜き」や「愛情不足」などではありません。ママは子育てだけでも精一杯だということを忘れずに、自分のやりやすいように行いましょう。
ワンオペ『名もなき家事』のコツ
家事は料理や洗濯・掃除だけではありません。そのほかの『名もなき家事』はどう乗り切ればいいのでしょうか。
絨毯のコロコロ掃除、お部屋に散らかったおもちゃの片づけなど、小さな子どもにも出来そうな『名もなき家事』は「これやってみない?」「お手伝いしてほしいな!」と何でも手伝ってもらいましょう。
小さい子どもは絨毯にコロコロをかけるのが好きだったり、おもちゃの片づけも「ナイナイ!」と言って楽しんでくれることもあります。
しっかりと手伝ってくれたお礼には「ありがとう!」と頭をなでたり、ハグをしたり、スキンシップをとって思い切り褒めてあげましょう。
ご褒美にお菓子やジュースなどを与えてもいいですが、糖分や塩分などに気を付けて、フルーツにしたり、ヨーグルトにするなど工夫をしましょう。
お菓子をあげる場合は、1日1回までなどのルールをしっかり決めてあげましょう。
また、朝誰も起きていないうちに洗濯物を干しにベランダへ行ったりやお風呂掃除をしたり、赤ちゃんと一緒では難しい家事を終わらせておくという方法もあります。
食事の用意も朝のうちに済ませておき、あとは盛り付けだけ!という状態にしておけば、日中バタバタする必要はなくなります。
いずれにしても、ママがやりやすいように行いましょう。
家事・子育てをしてくれない夫への対応
単身赴任で子育てに参加することができない夫もいますが、仕事から帰ってきたっきり、なにもしない夫も世の中には多くいます。ママとしてはとてもストレスが溜まってしまいますよね。子育てや家事に協力的ではない夫への対応をまとめていきます。
仕事への理解を示す
まず、夫は連日の仕事などで、疲れが溜まっているのは事実です。遠回りに見えますが、まずは仕事への理解をして、いたわってあげましょう。ここで気をつけたいのは、「私のほうが疲れているよ!」とならないことです。
もちろん、育児は仕事よりもハードだといわれていますが、これを言われたら夫も腹を立ててしまいます。いたわってあげることで夫の気持ちに余裕ができ、家事や子育てに協力してくれることがあります。
夫の気持ちに余裕ができた頃を見計らってから、「これをしてほしい」など直接頼むのも効果的です。「どうして言われる前にできないの?」と思うかもしれませんが、言われないとわからないこともあります。
今まで家事や子育てを全くしてこなかった夫に頼むときは、手順なども伝えましょう。新入社員に急に「じゃ、よろしく」と言われても、実際に何をすればいいのか分からないですよね。「初めに詳しく説明をするだけでいい」と割り切って、一から丁寧に教えましょう。
何か失敗してしまったときは、叱るのではなく、アドバイスすることを心がけるといいですよ。
「女が家事育児をする」のは古いと伝える。
主に共働き世代の夫婦におすすめする方法です。ママも仕事をしているのに、帰ってきてからパパだけ休んでいるのは納得いきませんよね。
ここはストレートに、「女が育児と家事をする考えは古い!」と伝えましょう。
協力的ではない原因として、夫の育った環境では母が育児家事をして、父は仕事だけだったからかもしれません。父母の時代はそうだったかもしれませんが、今の時代には合っていない事を伝えましょう。
また、夫が仕事で疲れているのと同じようにママも仕事で疲れていることもしっかりと理解してもらいましょう。仕事・家事・育児のすべてを一人で負担するのは難しいです。早く帰ってきたほうが料理をする、洗濯や掃除は当番制にするなど、家庭内でルールを作りましょう。
お互いに、「してもらうのが当たり前」だと思ってしまってはうまくいきません。家事や育児を率先して行ったら、小さなことでもお互いに感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
まとめ
ここまで、ワンオペ育児、ワンオペ家事の乗り切り方についてまとめてきました。ワンオペ育児で感じることは「孤独」ですよね。 自分の気持ちに余裕がなくなる前に、気晴らしをしましょう。近くの子育てセンターにママ友作りに行ってみたり、公園や室内遊具パークに連れて行き子どもを遊ばせるなど、とにかく気晴らしをしましょう。 気持ちが滅入ってしまう前に、相談できる環境を見つけておく事が大切です。
家事と子育ては、夫婦2人で行っても大変なものです。それをすべて1人で行っている自分はとてもすごいんだ!と思うことが一番大切です。
まわりの家庭と比べる必要は一切ありません。きちんと子どもが成長しているのは、ママが日頃愛情をかけて育てているからです。
たまには自分のことを褒めて、ご褒美をあげてみてはいかがでしょうか。
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