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赤ちゃんと外出はいつから?お出かけ持ち物リストと気をつけたい注意点

出産後、楽しみの一つとして赤ちゃんとの外出があるのではないでしょうか。

「赤ちゃんと一緒にどこに行こうかな。」などと考える時間も楽しいですよね。

遊びに行くのだけではなく、病院や買い物など、親の都合や赤ちゃんの都合などで出かけることも多々あります。

・赤ちゃんと外出していいのはいつから?
・おでかけしているときに気を付けるべきことは?

赤ちゃんとのお出かけで絶対に必要なものや、あると便利なものなどについてまとめていきますので、参考にしてみてください。

赤ちゃんとの外出はいつから?

出産後、赤ちゃんと外出することができるのは基本的には生後1か月、産後1か月です。

多くの場合、一か月健診が初めての外出になります。

しかし、ママが出生届などの書類を届けなくてはならない場合もあります。

この場合は、無理のない範囲にしましょう。

産後すぐはママの体力が回復しておらず、赤ちゃんも体力がないため、基本的には周りの人に届け出や手続きをしてもらうようにしましょう。

また、新生児の皮膚は薄いので日光に当てすぎるのは刺激が強く、赤ちゃんの負担になるため注意しましょう。

赤ちゃんとの外出 タイミング

赤ちゃんとの外出に必要な持ち物

赤ちゃんと外出するときに必要なものは何でしょうか。

必需品と、あったら便利なものに分けてまとめていきます。

赤ちゃんとの外出での必需品

おむつ

ちょっとした買い物などの短時間の外出でも、いつウンチをするかわからないため、おむつは最低1~2枚持ち歩くようにしましょう。

外出前におむつを替えていても、水分をとっていると、短時間でもおむつがパンパンになることがあります。

おむつかぶれにならないように注意しましょう。


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【小児科医師執筆】赤ちゃんのおむつかぶれ原因と対策|受診の目安とホームケア方法

おしりふき

おむつ同様、いつうんちをするかわからないため、短時間の外出でも絶対に持ち歩きましょう。

また、おしっこだけでも性器にかゆみが生じる場合があるため、外出先でも丁寧に拭いてあげましょう。

ミルク育児の場合

粉ミルク

粉ミルクをミルクストッカーに入れて持ち運びましょう。

外出前に授乳を済ませておけば、すぐに授乳時間にならなくて済みますが、

・タイミングが合わない場合
・長時間の外出となる場合

には多めにあると安心です。

宿泊の場合は缶ミルクをそのまま持っていくとなくなる心配はありません。

荷物も多くなってしまう為、途中で購入可能かもあわせて確認しましょう。

・固形になったもの
・240㎖分のスティックタイプ

もあり、持ち歩くときにカバンの中でかさばらないため、とても便利です。

最近では缶や紙パックに入った常温液体ミルクも売っています。

外出先にお湯がない場合はとても便利でしょう。

便利なものがたくさんありますが、外出先で初めての種類のミルクに挑戦するのは、やめましょう。

あまり飲んでくれない・体に合わないなど、もし何かあったっ場合、外出先で病院を探さなくてはいけなくなります。

いつも飲んでいるミルクを用意するのが一番いいですが、使用したいミルクがある場合は、前もって慣れておくことが必要です。

普段から慣れておけば、急な災害時にも対応しやすいでしょう。

哺乳瓶

いつでもどこでも授乳できるように、哺乳瓶は忘れずに持ち歩きましょう。

紙パックや缶の液体ミルクの場合でも、哺乳瓶で飲ませることになるので忘れないようにしましょう。

赤ちゃんによっては、いつもと違う哺乳瓶だと飲んでくれない場合もあるため、慣れたものがいいでしょう。

お湯

保温効果のある水筒を持ち歩くと、冷めにくいためミルクも溶けやすく、便利です。

最近では、調乳用のお湯が用意されている施設も多いので、外出先の状況を調べておくと安心です。

ミルク育児

母乳育児の場合

授乳ケープ

授乳室があるといいのですが、近くにない場合もたくさんあります。

人目のあるところで授乳するのは気が引けますよね。

そのときに授乳ケープがあると、サッと授乳ができて便利です。

カバンに常に入れておくといいですよ。

母乳パッド

いつものカバンに2セット程度入れておくとうっかり忘れ防止になりますよ。

母乳の出がいいママは、多めに持ち歩くと安心です。

母子手帳

外出先で、急なけがや体調変化があるかもしれません。

・母子手帳
・保険証
・お薬手帳

は常にセットで、どれだけ短時間でも持ち歩くようにしましょう。

離乳食

生後5か月くらいになると、離乳食がスタートします。

そのため、外出先でご飯を食べる際には持ち歩くようにしましょう。

お湯で緩めるものの場合は、お湯も忘れずに。


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初めての離乳食!いつから始める?準備するものと完了までの進め方!

着替え、スタイ

・うんちやおしっこで服を汚した
・ミルクの吐き戻しで服がびしょびしょ

など想定外のことが起こるものです。着替えが1枚あると安心です。

着替えはかさばるため持ち歩かない人もいますが、ミルクの吐き戻しやよだれで濡れることはよくあるので、スタイの替えだけでも準備しましょう。

汚れたものを入れる袋も必要でしょう。

除菌シート

赤ちゃんはいろいろなところを舐めたり触ったりしようとします。

いつも除菌シートを持ち歩いていると安心です。

飲み物

生後3か月を過ぎると、市販のベビー用飲料が飲めるようになります。

大人は暑くなくても、赤ちゃんは体温が高いため汗をかいている場合があります。

脱水症状防止のために持ち歩くようにしましょう。

母乳の場合は特に、ママ用の飲み物も持ち歩けるといいですね。

赤ちゃんとの外出に必要な持ち物

赤ちゃんとの外出であると便利な持ち物

ビニール袋

赤ちゃんのオムツを捨てるとき・汚れたものを入れるなど、大いに役に立ちます。

一枚あると、何かあった時に安心です。

食事用エプロン

外食に行くとき、赤ちゃんも一緒にご飯を食べる際はあると便利です。

タオル

・何かをこぼした
・服を濡らした
・ちょっと寒い

ときなど、タオルが1枚あると安心です。

大判のものを持ち歩く必要はありませんが、あると便利ですよ。

毛布・ブランケット

冬に必要となります。

夏場は暑いため毛布の必要ありませんが、スーパーなどの冷房が効いているところでは、赤ちゃんが冷えないようにガーゼのブランケットやストールなど1枚あると安心です。

とっさの授乳ケープとして使える場合もあるでしょう。

おやつ

舐めて溶かすタイプのお菓子であれば、離乳食が始まったころくらいから食べることができます。

すぐに授乳できない空腹状態のときには一時しのぎができます。

また、買い物や用事に飽きてしまったときなど、おやつがあると便利です。


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保冷剤

夏の暑いときに、野外で役立つことが多いです。

抱っこ紐やベビーカーの中は熱がこもりやすいため赤ちゃんは熱中症になりやすいです。

保冷剤を適切に使用すれば熱中症対策にもなります。

公園で遊ばせるときなどはあると便利です。

抱っこ紐 熱がこもりやすい

赤ちゃんとの外出での注意点

赤ちゃんとの外出で気を付けるべきことはなんでしょうか。

大人だけの外出とは違います。大人だけの外出では気にも留めなかったこともあるので注意してくださいね。

水分補給はこまめに

暑い日ではなくても、赤ちゃんは大人よりも体温が高く代謝もいいので脱水になりやすいです。

飲み物は必ず持ち歩いて、こまめに水分補給をしてあげましょう。

外出中はすぐさま授乳できるとは限りません。

・母乳・ミルクが与えられる場所
・タイミング

にも気を付けてあげましょう。

また、夏場の公園では必ず帽子を着用し、いつもより多めに水分補給してあげることが重要です。

温度差に注意

・夏には、外が炎天下で暑いのに室内は冷房が効いて寒い!
・冬には、外は寒かったのに、室内は暖房で暑い!

ということがよくあります。

汗をかいた状態に急な温度差で赤ちゃんが風邪をひく場合があります。

タオルやブランケット、上着の着脱でうまく体温調節してあげましょう。

とくに、乳幼児は体温調節がうまくできません。

大人がしっかりと気をつけてあげることが必要です。

また、冬場は寒くて厚着していることがほとんどです。夏だけでなく、冬の汗や脱水にも注意してあげましょう。


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温度差

ベビーカーと抱っこ紐、どちらがいいの?

赤ちゃんと外出をするときに、抱っこひもかベビーカーで悩みますよね。

月齢や行き先、外出している時間の長さを考えて、臨機応変に対応しましょう。

抱っこ紐のメリット

月齢が低く、まだ腰や肩に負担がかからないようなときは、抱っこひもをお勧めします。

抱っこひもであれば、スペースを取らずに出かけることができます。

段差や階段も気にせず移動でき、エスカレーターも使えます。

電車やバスなどの交通機関を利用する場合は抱っこ紐がスムーズでしょう。

ママと密着できるため、赤ちゃんも安心ですね。

成長が進み、子どもを歩かせることになったとき、抱っこ紐はコンパクトに収納できるので邪魔になりません。

抱っこ紐のデメリット

赤ちゃん連れのお出かけともなると、持ち運ぶ荷物も多くなるでしょう。

赤ちゃんを抱っこ紐で抱いた状態なうえで、多くの荷物を持つことになります。

月齢が上がっていくにつれて、赤ちゃんの体重もどんどん増えていきます。ママの腰や肩に負担が大きくなるでしょう。

・近くへ短時間のお出かけ
・荷物を持ってくれる人がいる

場合など、うまく抱っこひもを利用できるといいですね。

ベビーカーのメリット

長時間歩く場所や大きな公園へ行く場合にはベビーカーがおすすめです。

ベビーカーの場合、荷物が収納できるものも多く、手荷物が多いときにはベビーカーを利用すると便利です。

ママの体に負担がかかることもありません。

ベビーカーのデメリット

段差や階段があるとベビーカーでは手こずってしまいます。

遠回りになる場合もありますし、場合によっては行けないところも出てきます。

事前に

・エレベーターの有無
・ベビーカーも入れるトイレ

などよく確認が必要です。

また、ベビーカーの場合、抱っこ紐ほどコンパクトに収納することはできません。

細い通路などでは場所をとり、周りの迷惑となってしまうことがあるので、気を付けましょう。


抱っこ紐とベビーカーのメリット・デメリットを見てきました。

どちらかを一方を使用するだけでなく、併用しているママが多いでしょう。

できるだけママの負担が無いよう考えながら抱っこ紐やベビーカーをうまく利用し、楽しくお出かけ出来るといいですね。

ショッピングモールやデパートなどには

・赤ちゃん用のカート
・レンタルベビーカー

などが用意されている場合もあるので、事前に調べておくことも大切です。

ベビーカー メリット・デメリット

まとめ

今回は赤ちゃんとの外出についてまとめてきました。

初めての赤ちゃんとの外出はドキドキワクワクしますよね。

いつなにが起きても対応できるように、最低限の荷物は『いつものカバン』に入れておくと忘れずに済みます。

遠出や長時間の外出の場合は、いつもより厳重になにがあってもいいようにしましょう。

『遠出・長時間用のカバン』『近場・短時間用のカバン』と分けて準備しておくと安心です。

荷物が多いと大変ですが、外出先で何かあった時に対応できないのはもっと大変です。

念には念を心がけましょう。

最近では、荷物がたくさん入るのにすごく軽量!というママ向けマザーズバッグや外出時の便利グッズが増えてきています。

種類も豊富なので、一度自分に必要なものの購入を検討してみるといいですね。