【こどもとの遊び】3歳の幼児とどう遊ぶ?楽しいふれあい方!
初めての離乳食!いつから始める?準備するものと完了までの進め方!
公開日 2022年02月28日
「離乳食はいつから始めればいいの?」と、悩んでいるママやパパも多いでしょう。
そこで今回は、離乳食を始める時期や離乳食の進め方について詳しく解説していきます。
その他に離乳食をスタートする前に準備しておくものや、離乳食を始めるにあたっての注意点も一緒に紹介していくので、参考にしてみてください。
目次
離乳食はいつから始めるの?
離乳食は生後5か月~生後6か月頃を目安に始めていきましょう。
ただし、大切なのは「赤ちゃんの身体が離乳をスタートするための準備ができているかどうか」ということです。
月齢だけを意識して始めても、スムーズに離乳食が食べられない場合があります。
そのため、お子さんの発達状況や様子をチェックしてタイミングを決めることが重要です。
離乳食を始める時期の目安は?
離乳食を始めるには、お子さんが以下の動作しているのかをチェックしておきましょう。
赤ちゃんの首が座って支えられながら座れるようになる
赤ちゃんの首が座りママが支えながら座れたら、食べ物をしっかり飲み込むことができます。
・関心があるものに手を伸ばして口に入れる仕草
などをし始めたら離乳食をスタートしても良いでしょう。
大人が食べている様子に興味を持つ
いきなり離乳食を与えられても、お子さんはビックリしてしまうかもしれません。
離乳食をスタートする前、家族がそろって食事をするときに赤ちゃんも一緒のテーブルに座らせてあげます。
そうすることで、赤ちゃん自身が「食べたい」という気持ちが沸いてくるようです。
家族が食べている様子を見て、よだれを出したり食べ物に手を伸ばしたり、口を動かして食べる真似をすることあります。
食べ物に関心が出てきたタイミングで離乳食を始めればスムーズに食べてくれるでしょう。
口の中にスプーンを入れても押し出しが減る
赤ちゃんは舌を動かしながら母乳やミルクを飲みます。
この舌の動作は食べ物を口の外へ押し出すような動きになるので、早い段階から食べ物を与えても吐き出してしまいます。
そのため、生後5か月~生後7か月ころになると押し出しの動作が減ってくるので嫌がらずに食べられるようになります。
離乳食をスタートする前に準備しておくもの
離乳食を始める前にまず準備しておかなければいけないアイテムがいくつかあります。
あると便利な道具ばかりなので、チェックしてみてください。
離乳食作りに便利な調理器具
・まな板
・小鍋
・裏ごし器
・ブレンダー
・計量カップと計量スプーン
・デジタルクッキングスケール
まな板や包丁は衛生面を考慮して赤ちゃん用を別に用意しておきましょう。
離乳食は少量の食材を調理することが多いため、小鍋があると重宝します。
離乳食はできるだけ食材を食べやすく滑らかにする必要があるので、裏ごし器は必需品でしょう。
ブレンダーがあれば手軽に食材を滑らかにしてくれるので、時間短縮にもなりおすすめです。
離乳食を作るときは目分量よりきちんと測りながら作ることが多く、計量カップや軽量スプーン、デジタルクッキングスケールを使用する機会が多いでしょう。
離乳食の保存容器
離乳食をご飯のたびに作ると大変なので、まとめて作って冷凍保存している方も多いでしょう。
そんなときに大活躍するのが保存容器です。
赤ちゃんは大人よりも食中毒を起こしやすいため、しっかりと衛生管理が必要です。
保存容器を使用するときは常温や冷蔵庫で保存してはいけません。
基本的に赤ちゃんが口にする離乳食は、加熱後1時間以内に与えてください。
そのため、保存容器に入れて保存するときは冷凍庫を使いましょう。
調理した食材は1時間以内に冷凍庫に入れて、食べるときは使う分だけ保存容器から取り出し、凍った状態から加熱します。
保存容器の種類は豊富で、小分けできるタイプが特におすすめです。
使いたい分だけサッと取り出せるので、様々な食材を入れて保存することができます。
離乳食用赤ちゃんの食器
・赤ちゃんがひっくり返しづらい食器
スプーンは大人用ではなく、赤ちゃん用を準備しておきましょう。
離乳食用スプーンは丸みがあり、食感も柔らかいので赤ちゃんの口の中に入れても苦になりません。
また、食器は赤ちゃんがひっくり返しても危なくない、ひっくり返しづらいものを選びましょう。
煮沸消毒ができるタイプだとなお安心です。
衛生的に扱えるかどうかということは、免疫力が低い赤ちゃんに使用する食器を選ぶときにとても大切なことです。
離乳食用お食事エプロン(スタイ)
お子さんが離乳食を食べる時に欠かせないアイテムが、お食事エプロン(スタイ)です。
まだ上手に食べることができない赤ちゃんにとって、食べこぼしを受け止めてくれるエプロンは必ず用意しておきましょう。
シリコン製のエプロンは食べこぼしで汚れてしまっても、すぐにふき取るか水で簡単に洗い落とすことができます。
また、軽くてコンパクトに畳めるタイプは外食やおでかけのときに持参しやすいでしょう。
その他にもナイロン製や布製など種類は豊富にあるので、口コミなどを参考にしながら、気に入ったものを見つけてみてください。
赤ちゃん用食事椅子【ベビーチェア】
離乳食を与えるときの環境も大切です。
赤ちゃんがバタバタしてしまい、落ち着いて食べられない状況では離乳食は進みません。
大人の食卓の高さに合わせたベビーチェアがあると赤ちゃんもママも落ち着いて離乳食と向き合えるでしょう。
ベビーチェアには
・ハイタイプ
・テーブル付きのもの
など様々な種類があります。
年齢に合わせて座面の高さを調節できるものなど、使用期間が長いものもあるので、お気に入りを探してみてください。
離乳食の基本的な進め方
離乳食をスタートするにあたって「まずどんな食材から与えれば良いのか」について悩みますよね。
そこで、離乳食の基本的な進め方を1週目から5週目に分けて紹介していきます。
進み具合は赤ちゃんによってそれぞれ違いがあるので、無理がないように様子を見ながら与えてあげましょう。
最初の1週目はおかゆから始める
最初の1週目は、裏ごし器やブレンダーですりつぶした10倍お粥だけを与えます。
1~2日目は小さじ1程度、3~4日目は小さじ2のように少しずつ量を増やしていき、5~7日目には小さじ3まで進めていきましょう。
今まで母乳やミルクだけだったので、初めは「ウエッ」と出してしまうこともありますが、徐々に食べてくれるようになるので安心してください。
これまでは離乳食を始める前に、果汁を少し与えることで慣れさせるというやり方もありましたが必要ないようです。
2週目から野菜のペースト
2週目からは10倍お粥に野菜ペーストをプラスしましょう。
野菜はさまざまな種類がありますが、離乳食には甘味がありクセが少ない食材がおすすめです。
例えば、
・かぼちゃ
・かぶ
・キャベツ
がよく使われます。
野菜は丁寧に水洗いした後、柔らかく茹でてすりつぶしましょう。
野菜をスタートするときは、1種類ずつで小さじ1からにしてください。
野菜の味や食感に慣れてきたら少しずつ種類や量を増やしていきましょう。
3週目から魚や豆腐もOK
3週目からはたんぱく質を取り入れるために、白身魚や豆腐を加えましょう。
赤ちゃんは胃腸が未発達な状態なので、1種類ずつ大さじ1を目安に試していきます。
・白身魚はすりつぶしたらとろみをつける
と良いでしょう。
4週目は新しい食材を試してみる
4週目は新しい食べ物にチャレンジし、食べる量をチェックする期間にしましょう。
お粥と野菜1~2種類、豆腐や白身魚を1種類と献立は変えずに、
・食べやすい野菜
・分量を増やす
などさまざまなことを試すのもおすすめです。
タンパク質はまだ白身魚と豆腐を取り入れて、赤身や青魚はまだ辞めておきましょう。
5週目はおやつプラス2回食
5週目からは基本のスタイルの献立プラス、おやつを与えてあげましょう。
ただし、おやつといっても甘いお菓子などではなく果物です。
そして、食事の回数を1回食から午前/午後の2回食にします。
果物は野菜と同じようにペースト状にして、白湯で薄めてあげてください。
離乳食の進め方は赤ちゃんに合わせる
離乳食を始めるときは赤ちゃんの様子を見ながら無理させないようにしましょう。
「なんで食べてくれないの?」と、イライラするのも禁物です。
赤ちゃんとママが負担にならないように進めていくことがベストなので、少ししか食べない時や嫌がって食べてくれない日があっても、離乳食初期はミルクや母乳で栄養は十分足りています。
赤ちゃん・乳児・幼児の食事量!月齢別なかなか食べない時の原因と対処法
離乳食を始めるにあたっての注意点
離乳食を始めるにあたって、いくつか注意点があるので紹介していきます。
離乳食を作る上でとても大切なことなので、覚えておくと良いでしょう。
離乳食は味付けなし、油なしから始める
離乳食初期は味付けをする必要もなく、素材の味だけで十分です。
赤ちゃんの内臓は未発達な状態なので、味を付けることで胃や腸、腎臓などに負担がかかってしまいます。
食材のアレルギーをチェックするためにも、離乳食に味付けはいりません。
油に関してもミルクや母乳で脂質は得られているので、油はなしで良いでしょう。
赤ちゃんには食べてはいけない食材がある
赤ちゃんはハチミツを食べてはいけません。
ハチミツにはボツリヌス菌が含まれている場合があり、満一歳まで食べさせないようにしましょう。
ボツリヌス菌が含まれているハチミツを食べてしまうと「乳児ボツリヌス症」を引き起こす可能性があるので、絶対に与えてはいけません。
食物アレルギーに注意する
食物アレルギーも注意しなければいけません。
ひどい場合はアナフィラキシーショックを引き起こしてしまう可能性もあります。
アレルギーを引き起こすことが多い食材には注意して、心配な食材がある際はかかりつけの医師に相談しましょう。
まとめ
離乳食が始めることで不安や大変なイメージがあるかもしれません。
しかし、赤ちゃんの様子を見ながらマイペースにスタートすればストレスに感じることないでしょう。
まずは10倍お粥から始めて、野菜ペーストや白身魚と少しずつ食材を増やしていきます。
お子さんが食べる姿はとても可愛いので、ママも笑顔が増えること間違いなしでしょう!
楽しい食事タイムを赤ちゃんと一緒に焦らず進めていくことが大切です。
食事の人気記事
まだデータがありません。